甘夏みかんゼリー
「甘夏みかんゼリー」――アンチエイジング料理レシピ(98)
最近では、日本各地の特産のかんきつ類が、スーパーでも簡単に手に入るようになりました。
かんきつ類に含まれる苦味成分のリモネイドート、香り成分のオーラプチンなどのファイトケミカルと呼ばれる成分に、がん予防効果があるとして栄養的にも見直されています。
今が旬の甘夏みかんは、抗酸化力に優れた効果のあるビタミンCも多く、紫外線が強くなるこれからの季節に向け、たっぷり食べておきたい食材です。
このゼリーは、皮を容器にしてかおりを楽しみながら、オーラプチンや、リモネイドの効果を充分生かすことができます。ゼリーに使われるゼラチンは、コラーゲンそのものですから、ビタミンCと組み合わせることで、お肌のアンチエイジングに欠かせないメニューになります。作り置きできますから、朝食のジュース代わりにも良いですね。
<材料>2個分
甘夏みかん 2個(200ml)
水 200ml
グラニュー糖 50g
ゼラチン 8g
レモン汁 小さじ1
ミントの葉 少々
<作り方>
(1) ゼラチンは、大さじ2の水でふやかしておく。
(2) 甘夏みかんの上の部分、3分の1をカットして、形をくずさないように中身をくりぬき果汁を取る。皮は型として使う。
(3) 鍋に水とグラニュー糖を煮溶かし、火を止めてから(1)のゼラチンを加ええて泡立てないように混ぜる。
(4) (3)の荒熱が取れたら(1)の果汁とレモン汁を加え、とろみがつくまで冷やす。
(5) (2)の甘夏の皮に流しいれ、冷蔵庫で3~4時間冷やす。
(6) ゼリーを適当な大きさのくし型に切り分け、ミントの葉を飾る。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
※総カロリー 一個分 146kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)
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