アンチエイジングニュース
2012.08.10
見た目のアンチエイジング研究会
2012年7月29日、AP品川にて「見た目のアンチエイジング研究会」が開催された。
本研究会は『加齢現象を考えるとき、大きな変化の表れる「見た目」を1つの指標とし、研究、検討する活動を目的としている団体である。
当日は予想を大幅に上回る来場者で会場は埋め尽くされた。今回、1日がかりで開催されたこの研究会の発表内容を簡単にご紹介したい。
まず世話人を代表して塩谷信幸氏の開催の挨拶で幕を開けた。
小説や映画、TV番組など、あらゆるメディアで様々な形をもって形容される「美容医療」の変遷や昨今の動向について分析し、これまでタブー視されつつあった「見た目」が、市民権を得始めた、と説明した。また、これまでは美容医療では、どちらかと言うと「手法」が先行してきたが、原点に戻って、「目的」を真摯に追求する必要があると語った。
以下、それぞれのアンチエイジング医学専門家が語った、「見た目」に関する発表のサマリーである。
(1)見た目のアンチエイジングアップデート / 山田 秀和 氏
(7)男性の眼瞼下垂と眼瞼周囲の若返り / 大慈弥 裕之 氏
「見た目」と一言で括っても、肌・体型・容貌など範囲は多岐に渡り、それに対する対策も「美への追求」だけでなくQ.O.L.を意識したものや機能面に至るまで様々な側面を持っており、実に奥深い研究だ。
容姿の問題だけでなく、高齢化社会が加速する中、健康長寿である為にも「アンチエイジング」はますます避けて通れないキーワードとなるだろう。この研究会のさらなる発展を期待している。
(AAN WEB編集部・小田真弓)
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