アンチエイジングニュース
2014.06.30
アンチエイジング・ヨーガ「消化器系を活性するヨーガ」(1)
梅雨も終わり、本格的な夏がやってくる季節。日本の夏は高温多湿で、それをアーユルヴェーダから見ると高温は火のエネルギーで多湿は水のエネルギーと考えられます。そのため夏の火のエネルギーを水が消してしまい、消化力が衰え、体力も落ちていきます。この時期をアーユルヴェーダでは火と水のエネルギー、ピッタの季節ととらえ、夏の暑さは身体に熱を増やし、その熱は汗で冷まし、旬のウリ類がまた熱を緩和するとも考えられています。ピッタの過剰になる夏は消化器系のアンバランスや目のトラブル、皮膚のトラブルが多くみられます。今回のヨーガでは、消化器系を浄化し活性させる効果をもつ捻転系のポーズが勧められます。
7月はよく身体をねじって胃腸の状態を元気にしていきましょう。
ねじるポーズは、骨盤は正面に向け上半身をねじり、深い呼吸を繰り返すことで内臓が活性されて消化吸収力が高まるポーズです。
ワニのポーズ(ジャタラ・パリヴァルタナ・アーサナ)
<ポーズの取り方>
(1)仰向けで寝て、息を吐きながら 両膝を胸の方に抱えます。 |
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(2)両手は組んで頭の後ろに置きます。 | |
(3)一度息を吸い、息を吐きながら 両膝を右の方向へ。 |
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(4)息を吸いながら両膝を正面にもどす。
(5)(4)と(5)を5回程度繰り返します。 |
》動画でさらに詳しく動きを見る
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