アンチエイジングニュース

うなぎ素麺
――アンチエイジング料理レシピ(298)

夏に体力を消耗させる一番の原因は、何といっても蒸し暑さです。暑さに体が負けて体力を消耗し、疲労感や倦怠感、食欲低下などを引き起こします。冷たく口当たりの良い麺類だけで済ましていると、食事が糖質に偏り、糖質代謝を促進するビタミンB1が不足して代謝がうまくいかずエネルギーが作れなくなり、疲れが増幅します。麺類と一緒にタンパク質ビタミンB群を摂ることを心がけましょう。夏こそ栄養バランスの取れた食事が欠かせません。だるさや疲労感をできるだけ早く解消し、活動的な季節を楽しみたいですね。
うなぎ素麺は、良質なタンパク源としてはもちろん、ビタミンB群ビタミンA、Eを多く含むうなぎとなすを組み合わせた栄養バランスの良いアンチエイジングメニューです。なすは90%が水分ですがカリウム>を含み、体を冷やす野菜としても知られています。皮に含まれる青紫の色素成分のアントシアニンの1つのナスニンには、強い抗酸化作用がありますから皮ごといただくのがおすすめです。みょうがやしそも、抗酸化成分を多く含む野菜ですから、たっぷりと添えてください。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・素麺(乾麺)    180g
  ・うなぎ蒲焼き    100g
  ・なす    1串
  ・みょうが    1本
  ・大葉    4~6枚
  ・市販のそうめんつゆ     適量
  ・オリーブオイル    適量

<作り方>

(1)うなぎは、1cm幅に切る。
   なすは縦半分にして皮に切れ目を
   入れ水に摂る。
   みょうがは小口切り、
   大葉は千切りにする。

(2)なすは、ひたひたのオリーブ
   オイルで色よく揚げておく。

(3)素麺は時間どおりに茹で、
   冷水でよく洗いざるにあげ、
   水けを切っておく。

(4)麺を盛り、上にうなぎとなすを
   のせて、みょうが、大葉をちらす。
   いただくときに市販のそうめん
   つゆをかける。

 

(1人分   345kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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