アンチエイジングニュース
2014.09.18
さんまの炊き込みご飯
さんまの炊き込みご飯
――アンチエイジング料理レシピ(232)
食欲の秋は、夏バテで消耗した身体を立て直す季節です。成長ホルモンは、新陳代謝を高めて、肌や身体のトラブルを修復します。筋肉を増やし、太りにくいメリハリのある身体を作る、肌の水分量やコラーゲンを増やし美肌にするなどアンチエイジングにとって需要なホルモンです。たんぱく質が体内で分解されたアミノ酸などから合成されますが、特にオルニチンやアルギニン、トリプトファンを摂ると分泌が良くなるといわれています。常に分泌しているわけではなく、ノンレム睡眠時に主に分泌されます。睡眠をよくするセロトニンもトリプトファンとビタミンB6が材料です。アミノ酸の中でも、必修アミノ酸は、食事からしか摂ることができません。おいしい旬の魚介類は、良質なたんぱく質やビタミンB群も豊富ですから、積極的にいただきましょう。
さんまの炊き込みご飯は、季節感を味わうのに最適ですが、土鍋で炊くとおこげの香ばしさがさらにさんまを引き立てます。きのこは、食物繊維が豊富で、カロリーもゼロに近いアンチエイジング食材です。うまみ成分も豊富なので、たっぷり入れると、味と満腹感もアップします。すだちや粉山椒をふれば食欲がさらに刺激されます。
<材料>2人分
・さんま | 1尾 |
・塩 | 小さじ1 |
・米 | 1合 |
・水 | 160ml |
・白だし | 20ml |
・しょうゆ | 少々 |
・えのき茸 | 1/2パック |
・しめじ | 1パック |
・小ねぎ | 2本 |
・すだちまたは粉山椒 | 適量 |
<作り方>
(1)米は洗って水けを切っておく。小ねぎは、刻んでおく。えのき茸は1cm長さに切る。しめじは小房に分けておく。 (2)さんまは塩をして10分くらい置いてから、グリルで焼き、骨を取ってほぐしておく。 |
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(3)土鍋に米、水、白だし、しょうゆを入れて軽く合わせ、えのき茸、しめじを上にのせて蓋をし、強火にかけ、沸騰したら弱火にして15分炊き、火を止めて10分くらい蒸らす。 (4)ご飯をほぐしたら、(2)のさんまと小口切りのねぎを、軽く混ぜる。 |
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(5)好みで、すだちの絞り汁や、粉山椒をふると風味がよい。 |
(1人分 300kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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