アンチエイジングニュース

揚げ豆腐
――アンチエイジング料理レシピ(233)

大豆イソフラボン」が話題を集める大豆製品は、アンチエイジングに欠かせない食材です。イソフラボンは、大豆の胚芽に多く含まれ、女性ホルモンと似た構造を持つため、皮膚をしっとりさせる油分を補給する皮脂腺の働きを活性化したり、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなど繊維成分の生成を促したりして、潤いとハリを保つのに役立ちます。ビタミンB2が不足すると卵巣機能低下で、ホルモンの産出が減ります。また、女性ホルモンの恩恵を受けにくくなる閉経後は、男性より優位だった生活習慣病のリスクも同等に。体全体の皮膚が薄く乾燥しやすく、ささいの刺激にも敏感になります。大豆製品には、イソフラボン以外にも、ビタミンB群や、ビタミンEなど女性の健康に役立つ成分が豊富です。毎日の食事に1品は、大豆製品を取り入れてみませんか。
揚げ豆腐は、揚げ油にオリーブオイルを使うアンチエイジングメニューです。固めの絹ごし豆腐をしっかり水切りして使うと舌触りがよくなります。食物繊維たっぷりの旬のきのこで、腸内環境を改善するのも、女性ホルモン合成に効果的です。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・絹ごし豆腐(固めのもの)    1丁
    片栗粉    大さじ1
  ・エクストラバージンオリーブオイル    適量
  ・なめこ    1/2パック
  ・えのき茸    1/2パック
  ・だし    300ml
  ・しょうゆ    小さじ2
  ・みりん    小さじ2
  ・小ねぎ    2本

<作り方>

(1)豆腐は、キッチンペーパーで包み、冷蔵庫で1時間くらい水けを切っておく。4等分し、揚げる直前に片栗粉をまぶす。なめこはさっと洗っておく。えのきは食べやすく切る。小ねぎは小口切りにする。
(2)フライパンにひたひたのオリーブオイルを熱し、(1)の豆腐を入れて、両面をこんがりと揚げ、皿に盛る。
(3)小鍋にだしを入れしょうゆ、みりんで調味したら、なめことえのき茸を入れてさっと煮る。
(4)揚げ豆腐に、(3)と小ネギを散らす。
   ★ 大根おろしを添えてもよい。

(1人分  183kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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