アンチエイジングニュース

鶏レバーのホワイトバルサミコ酢サラダ
――アンチエイジング料理レシピ(250)

筋肉量を増やすためには、たんぱく質が欠かせません。しかし、過剰に摂取されたたんぱく質は、脂肪として蓄積され体脂肪の率の増加につながるということにも、注意を払う必要があります。炭水化物を豊富に含む主食をほとんど取らないで、肉類ばかり摂取しているとせっかく筋肉に作りと思って取っていたたんぱく質が、糖新生のために利用されてしまうことも知っておきましょう。このように食事は、単にカロリーを摂取するのではなく、栄養バランスを考えることが重要です。筋肉量を増やすには、ロイシンなどの必修アミノ酸を多く含む食材を選び、効率よくたんぱく質を摂ることが大切ですが、たんぱく質の摂取が増えるほどビタミンB6が必要になります。ビタミンB6は、食品から摂ったたんぱく質をアミノ酸に分解し、体たんぱく質を合成する手助けをしていますが、この分解と合成のバランスが保たれ、代謝が高まることで筋肉量が維持され、筋力のアップにつながっていくのです。肉食の多い人は、不足しないように気をつけたい栄養素です。
鶏レバーのホワイトバルサミコ酢サラダは、低脂肪高たんぱく質ビタミンB6も、豊富なレバーをたっぷりいただけるメニューです。レバーは、ウイスキーにつけることで風味がつき、くせも和らぎます。たっぷりの野菜にホワイトバルサミコ酢とマスタードを使ったドレッシングを合わせ、フランスパンを添えれば、休日におすすめのフレンチカジュアルスタイルのブランチになります。


<材料>2人分

・鶏レバー    150g
・ウイスキー   大さじ2
・にんにく    一片
・バター    小さじ2
・クレソン    3本
・ラデッシュ    5本
・ベビーリーフ    1袋
・そら豆   1パック(100g)
●ドレッシング
  ・ホワイトバルサミコ酢    小さじ1/2
  ・塩、こしょう    少々
  ・エクストラバージン
オリーブオイル
   大さじ1

<作り方>

(1)レバーは塩水につけて血抜きをし、2cmぐらいに切り、ウイスキー大さじ1、にんにくのすりおろしたもの、塩、こしょうをして、15分くらい置く。
(2)クレソン、ベビーリーフは、洗って食べやすい大きさにちぎっておく。ラデッシュは包丁で軽くつぶし味が染みやすくする。ドレッシングの材料を合わせておく。
(3)フライパンにバターを熱し、(1)のレバーを炒め、残りのウイスキー大さじ1を入れてフランベし、塩、こしょうで調味する。
(4)器に、(2)の野菜とドレッシングを合わせて軽く合わせ、熱々のレバーをのせる。

 

(1人分  234kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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