チーズ・パルフェ
――アンチエイジング料理レシピ（２５３）

更年期以降の女性にとってリスクが高まる病気が骨粗しょう症です。骨の新陳代謝には女性ホルモンのエストラゲンが大きくかかわっているからです。エストラゲンには、古い骨を壊す破骨細胞の働きを抑えたり、腸からのカルシウムの吸収を助けて、骨を増やす働きがあります。特に女性は、更年期以降、女性ホルモンが減少するので、骨量も減少してしまいます。しかし、骨は生まれ変わります。美しい姿勢を保ち、アクティブな毎日を送るためにも、これまで以上にカルシウムを摂って、骨量の減少を防ぎましょう。骨の主成分のカルシウムは、吸収率が良い牛乳や乳製品などからなら摂りやすく、おすすめです。
チーズ・パルフェはクリームチーズとヨーグルトを使ったコクのあるアイスクリームです。パイナップルやブルーベリーなどに含まれるビタミンCは、カルシウムの吸収や、コラーゲンの生成にも役立ちます。乳製品とフルーツの組み合わせおやつは、一息つきたい時のとっておきのアンチエイジングメニューです。

＜材料＞６人分

＜作り方＞

	（１）クリームチーズはボールに入れ、泡だて器で柔らかくしておく。プレーンヨーグルトにグラニュー糖をいれてよく混ぜなめらかにする。湯せんで溶かしたゼラチンを加えさらによく混ぜる。ラム酒を加える。
	（２）大きめの角切りにしたパイナップルと冷凍ブルーベリーを混ぜ、浅い容器に流し入れて冷凍庫に入れ、４時間以上冷凍する。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）