アンチエイジングニュース
2015.11.11
いろいろきのこのココットパイ
いろいろきのこのココットパイ
――アンチエイジング料理レシピ(260)
カルシウムが不足すると、骨や軟骨組織が弱くなり、慢性的な筋肉の異常な緊張が起って肩こりや腰痛の原因になります。肩こりや腰痛、関節痛は、運動と食事の両輪で克服しましょう。運動すると全身の血行が良くなり、骨を作る骨芽細胞の働きが活性化されて骨量の減少を食い止めることができます。ストレッチはコラーゲンやエラスチンを生み出す体内の繊維芽細胞を活性化させ、産生量を増やすといわれています。牛乳などの乳製品はカルシウムが豊富なだけでなく、体への吸収を高める乳糖やたんぱく質や多く含んでいるので吸収率が50パーセントと高いのが特徴です。カルシウムを体の内でスムーズに利用し、丈夫な骨の形成に不可欠なのがビタミンD。腸管からのカルシウムの吸収を助けたり、血中カルシウム濃度を一定に保つ作用もあります。尿中に排出されるカルシウムを再吸収する作用もあり、不足すると骨がもろくなります。
いろいろきのこのココットパイは、パイ生地をかぶせて焼き上げ熱々をいただく楽しいメニューです。たっぷり使った旬のきのこにはビタミンDが豊富です。骨芽細胞の働きを活発にする成長ホルモンは寝ている間に分泌されるので、夕食や夜食にカルシウムが豊富な食材を使うもおすすめです。
・しいたけ | 2枚 |
・マッシュルーム | 1パック |
・しめじ | 1/2パック |
・エリンギ | 1本 |
・玉ねぎ | 1/4個 |
・ベーコン | 1枚 |
・バター | 10g |
・小麦粉 | 大さじ1/2 |
・水 | 200ml |
・固形コンソメ | 1/2個 |
・牛乳 | 200ml |
・生クリーム | 50ml |
・パイ生地 | 適量 |
・卵黄 | 適量 |
<作り方>
(1)しめじは小房に分け、残りのきのこは薄切りにする。玉ねぎはみじん切り、ベーコンはせん切りにする。 | |
(2)鍋にバターを熱し(1)のベーコン、玉ねぎを炒め、玉ねぎが透明になったら小麦を振り込み良く炒める。きのこを全部加えてさらに炒め、白ワイン、水、固形コンソメをいれて15分煮込む。 | |
(3)牛乳、生クリームを加え、味をみて調味する。 | |
(4)耐熱性の器に(3)のきのこのスープを盛り、器の周りに卵黄を塗り、パイ生地を貼り付け、表面にも卵黄を塗り、200度のオーブンで表面にきれいな焼き色がつくまで焼く。 |
(作りやすい量 318kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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