アンチエイジングニュース
2015.11.25
魚のココナッツカレー
魚のココナッツカレー
――アンチエイジング料理レシピ(261)
突然肩が上がらなくなる40肩50肩は、老化によって肩関節の周囲に炎症が起こる症状です。炎症の予防には食事からの脂肪の摂り方が重要です。外食が多い人は、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を摂りすぎていることがありますから、食事を見直してみませんか。肉より魚がおすすめなのは、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、炎症を起こす物質の生成を抑制する働きが知られているからです。しょうがや玉ねぎ、長ネギなどにも抗炎症作用がありますから薬味や調理のわき役として使うと効果的です。不足しがちなビタミンB群やビタミンE、マグネシウムなどのビタミン、ミネラルも意識して摂ることが必要です。
魚のココナッツカレーは、フライパン1つでできるカレー料理です。ビタミンDやDHA、EPAを多く含む魚は、調理時間が短いのも魅力です。しょうがをたっぷり使っているので体が温まり、血行が良くなってコリや痛みに効果的です。ココナッツミルクは中鎖脂肪酸が豊富で、骨の形成に欠かせないマグネシウムなどのビタミン、ミネラルも豊富なアンチエイジング食材です。腹持ちがいいので、付け合わせるご飯を少なめにしても満足感があります。
<材料>2人分
・鯛の切り身 | 2枚 |
白ワイン、塩、こしょう | 適宜 |
・むきえび | 30g |
・玉ねぎ | 1/2個 |
・しょうが | 1片 |
・にんにく | 200ml |
・ココナッツミルク | 200ml |
・水 | 100ml |
・白ワイン | 50ml |
・カレー粉 | 小さじ2 |
・クミンシード | 小さじ1/2 |
・カルダモン | 5粒 |
・塩 | 小さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ1 |
・イタリアンパセリ | 適量 |
・ご飯 | 300g |
<作り方>
(1)鯛に白ワイン、塩、こしょうをしておく。玉ねぎ、しょうが、にんにくはきざんでおく。 (2)カルダモンは種を取り出し、クミンシードと一緒に刻んでおく。 |
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(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)の鯛を皮目から両面焼き、取り出しておく。同じフライパンで玉ねぎ、しょうが、にんにくを入れて炒め、(2)のスパイスを加えて軽く炒めたら白ワインと水を入れて煮立て、あくをとる。 | |
(4)鯛を戻し、ココナッツミルク、塩を加えて5分くらい煮る。器にご飯を盛り、ココナッツカレーをかける。 |
(作りやすい量 707kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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