アンチエイジングQ&A
両側の頬骨の位置に薄いシミができてしまい、たぶん、肝班だろうというレーザーの先生の勧めでIPLというフォトフェイシャルを4回受けています。 肌の調子もとても良く、毛穴も目立たなくなりこのレーザーは気にいっていますが、肝班に関しては、毎回きれいに消えた後1カ月もするとまたでてきます。 このままIPLを続けて受けていても濃くなる事はありませんか?また、肝班に効くお化粧品があれば教えてください。
- 質問:YOKO 40代女性
- 回答:アンチエイジングネットワーク事務局
肝斑の場合、トランサミンという内服薬が有効です。それとともにハイドロキノンという成分の入った外用剤をつかうとかなり効果があります。
日本ではハイドロキノン入りのクリームは一般には販売が認められていません。それぞれのクリニック、病院で院内製剤として処方されることがほとんどです。治療をうけているクリニックで相談してみて下さい。
肝斑の原因はまだ、解らないのが現状です。ただ、生理前に悪化したり、妊娠中に悪化したりすることからホルモンバランスの影響が疑われています。
もちろん、紫外線の影響やマッサージのやりすぎによる機械的な刺激も原因の一つと考えられています。レーザー治療はかえって、悪化させるため肝斑の患者さんには行いませんが、フォトフェーシャルは弱くかけることで色素のコントロールには有効との意見もあります。
まずは内服と外用剤の治療をおすすめします。