アンチエイジングQ&A

普段、車の運転やパソコンの利用などで目を酷使することが多く、目の健康のためにブルーベリーエキス含有の製品を2ヵ月飲んでいます。本製品は、保健機能食品の登録は受けていませんが、今後このような製品が、厚生労働省の登録を受ける見込みがあるものかどうか、また、人体実験のデーターがあるものか? ご教示ください。

  • 質問:かとりせんこう 40代男性あ
  • 回答:アンチエイジングネットワーク事務局

ブルーベリーが目によいとされた、よく知られているエピソードがあります。第2次世界大戦中に起きた出来事です。英国空軍のパイロットがブルーベリーのジャムを大量に摂り続けた際、辺りが薄暗くなっても目がよく見えたと実感したことが始まりなのです。それからはイタリアやアメリカ、フランスなどで積極的に研究が進められました。動物実験で有効性が証明されたのは1964年ですが、それからもさまざまな臨床試験が行われ、ついにブルーベリー製品は1976年にイタリアで初めて眼科と血管障害用の医薬品として承認されました。それからというものの、フランスやスペイン、韓国、アメリカ、ニュージーランドなどでも医薬品として扱われています。日本では農林水産省の食品総合研究所機能部で食効を認めているブルーベリーですので、これからさらに認知度と需要が高まるだろうと思われます。

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