アンチエイジングQ&A

半年ほど前から肝班の治療として、ハイドロキノンを使用しており今月からトレチノイン(薬のラベルにはレチノールと書かれています)と内服薬(トランサミン、ハイチオール、シナール)も加えることになりました。 シミ以外にも「小皺」や「肌のハリのなさ」や「鼻の毛穴の開き」に悩んでいるのですが、肝班治療中にオーロラやポラリスを受けることは肝班を悪化させることになるのでしょうか? 一般的に肝班にはレーザー治療は厳禁と聞いています。オーロラやポラリスやフォトフェイシャルもレーザーなのですか? 私が通院している皮膚科ではレーザー治療は行われていないので、病院の先生に聞いていいのもか迷っていました。よろしくお願いいたします。

  • 質問:こぶた 40代女性
  • 回答:アンチエイジングネットワーク事務局

肝斑には今のところ、ハイドロキノン、ビタミンA外用が最も有効な治療ですが、肝斑が治癒するわけではありませんから、色調が薄くなっても、ビタミンCやアルブチンなどの美白剤でスキンケアを継続する必要があります。

フォトフェイシャルもオーロラもIPLという特殊な光を用いますが、オーロラはフォトRFといってRF(高周波)を併用し、ポラリスはダイオードレーザーとRFを併用しています。

いずれも表皮を冷却しながら真皮層に熱エネルギーを発生させるものですが、肌色、肌質、日焼けのしやすさ、機械の設定によって効果と副作用の出方が違います。

疾患に対する一般的な知識も必要ですが、ご自身の症状にどの治療がよいかは、専門の美容外科・美容皮膚科で、気になる症状と、期待できる効果をよくお聞きになって、治療なさるといいでしょう。

また、レーザー治療器を設置していない病院でも相談に乗ってくれる場合もありますから、大まかな治療方針を聞くと同時に、その病院での治療のメリット・デメリット、他の治療の選択肢なども合わせてお尋ねになってください。

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