アンチエイジングQ&A

妊娠中に肝斑がでて、出産後ハイドロキノン入りのクリームを使って2年になります。その後しみはだいぶよくなってきました。最近英語版の新聞にクリームの長期的な使用は“potential time bomb “との見出しで使用を中止すべきとの記事がありました。違法で購入した安いクリームを使用し一時的に効果があったようですが、その後顔全体に大きなしみができた女性の写真がでており怖くなりました。現在ハイドロキノン4%入りのナイトクリームを使用していますが、そのまま続けるべきか悩んでいます。高濃度でなくても長期的に使用すると皮膚にはリスクがともなうのでしょうか?

ハイドロキノンは、美白剤として非常に有効なもののひとつです。しかし、ときに皮膚にかぶれなどの炎症を起こしてしまうことがあり、不要な長期連用は避けるべきと考えます。
肝斑は根本的な治療はできないため、色を濃くしないようにコントロールする対症療法が主になります。
ハイドロキノンを使用して、美白効果が得られたならば、しばらくは皮膚を休ませる意味でも保湿を中心としたケアだけにしておいたほうがよいでしょう。
色調が濃くなってきたら、ハイドロキノンを再開します。

Q&Aのカテゴリ一覧