アンチエイジングQ&A

2年ほど前から肝班治療に美容皮膚科に通い、そこのビタミンCローションとVCーIPクリームを使っております。はじめはトラネキサム酸とビタミンE、Cの内服もしておりましたが、胃腸の不調のためしばらく内服はやめておりました。毛穴の目立ちも気になり始めたのでポラリスとオーロラのコンビネーションを三度受けました。ローション等の使用にもかかわらずまったく肝班には変化なしです。毛穴も変わりません。ところが最近この2~3ヶ月で肝班が新しくできてきてしまいまして、一度視点を変えるのもよいかと考え、メディカルエステというところに行ってみましたところ、肝班以外にも「扁平母班」や肝班でないしみもあると指摘を受け、特に首の赤い点状のしみはレーザーできれいになると言われました。肝班以外のしみもレーザーで薄くできると言われ、医療機関をとるべきかエステを信じるべきか悩んでおります。まずお聞きしたいのは、エステでもレーザー治療というものはできるのでしょうか?また、医療機関(美容皮膚科)のレーザーとの違いはどうなのでしょうか?また、肝班は女性ホルモンのバランスが影響しているかもしれないと言われております。この際、ホルモン量のチェックを専門医にしてもらい、バランスチェックやホルモンの治療もしたほうが肝班の治りも期待できるのでしょうか?20歳代30歳代の肌を取り戻したいと大きな期待をしているわけではないのですが、できることならしみの目立たない肌を切に希望している40歳代の者の悩みです。よろしくお願いします。

エステティックサロンは医療行為を行うことはできないので、出力の大きいレーザー治療はできません。ただしエステティックサロンでも、各種ケアを組み合わせることで、効果を得ることも可能と考えます。
また、肝斑は完全に治癒させることが無理でも、正しい診断のもと、正しいケアをすれば色調を薄くコントロールすることができます。一般的には、ホルモン治療を必要としません。

ご相談の内容から、治療法を選ぶ前に正しい診断が必要と考えます。全ての美容医療機関において、シミの無い、ハリと潤いのある肌が共通の目標であっても、施設ごと、担当医師ごとに、少しずつ治療方針が異なるとお考えになったほうがよいでしょう。
ご相談のとおり現在の治療にまったく効果が感じられなければ、今おかかりの病院かあるいは他の医療機関で、診断と治療方針、期待できる効果と考えられる副作用を説明していただいて、納得のいく治療法を選ぶべきです。
その際、ご相談になった医療機関でできる治療とできない治療があります。それら全てを説明してもらい検討する必要がありますから、まずはご自身が全面的に信頼をおくことができる主治医を探してください。

Q&Aのカテゴリ一覧