アンチエイジングQ&A

化粧水を手作りしました。 オーガニックのローズウォーター100mlに植物性ポリグルタミン酸5mlと大豆イソフラボン5mlを添加しました。 肌質は、Tゾーンが油っぽく口や目の周りが乾燥しやすい混合肌です。 朝は化粧水の後に乳液、夜は乳液のかわりにローズヒップオイルをつけますが、市販の化粧水に比べると突っ張る感じがします。 スキンケアの方法は合っているのでしょうか? また、化粧水に添加する保湿剤はもっと量を増やした方がよいのでしょうか?

  • 質問:ひとみ 30代前半女性
  • 回答:脇坂 長興 アンチエイジングネットワーク顧問(脇坂クリニック大阪院長)

ポリグルタミン酸は、その保水性の良さから化粧品だけでなく特定保健用食品や健康食品、医療分野でも広く使われていますが、ポリグルタミン酸としての人に対する安全性のデータは必ずしも十分とは言えません。
さらに一口にポリグルタミン酸と言っても、結合するグルタミン酸の個数は30~5000個と大きく違うため、保水能力についても製品を個別に判断する必要があります。
市販される化粧水は、各メーカーとも各々の特徴を出すための様々な工夫をしているので、手作りの化粧水のメリットもありますが、単純に比較対象となるものではありません。
一般的に手作りの化粧水でポリグルタミン酸を使った場合、表皮層深部への浸透はそれほど多くなく、角質部に保水性のよい膜をつくって肌の乾燥を防ぐ程度にお考えになってください。
基礎化粧品に高機能をお求めならば、市販されるものの中でご自身の肌に合ったものをお探しになった方が良い様に思います。

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