アンチエイジングQ&A
ハイドロキノンで顔全体が炎症を起こし、新しいシミができ、一年後もシミは徐々に黒ずみを増し、範囲が広がりつつあります。 ハイドロキノンでアレルギーが出た為、同じものを使うことができず、美白化粧品もいろいろ試しましたが、かぶれてしまいます。いくつかの皮膚科にも行きましたが、レーザー等はさらに黒くなる可能性があると言われました。いまだに広がりつつあるシミや黒ずみを防ぐ方法はないでしょうか?
- 質問:フロリカ 40代前半女性
- 回答:AACクリニック銀座
ハイドロキノンは一度軽い炎症を起こさせて、再生を促す薬です。
この炎症がある状態で紫外線にさらされますと、色素沈着(しみ・そばかす)が起こります。
ハイドロキノンでアレルギーが出たと書いてありますが、パッチテスト(腕の内側に抗原を塗って赤くなるか診るテストです)等はされていますか?
もしかすると単にハイドロキノンの濃度が高かったか、ハイドロキノンを溶かす複合物の副作用かもしれません。これは近所の皮膚科で確認できると思います。
全ての皮膚科で、レーザーを使用すると更に悪くなると診断されているとすれば、「肝斑」の可能性があります。専門の形成外科か美容皮膚科にご相談してみてはいかがでしょうか?
肝斑以外の色素沈着には様々な方法がありますので、しっかりと診断してもらうことをお勧めいたします。