表皮は基底層で作られ、およそ4週間で、有棘層、顆粒層、角質層と分化して、2週間ほどで垢になって剥がれ落ちます。
この表皮角化細胞のターンオーバーと同時に、過剰産生されたメラニン色素も排出されます。
表皮の皮脂膜、NMF（保湿因子）、細胞間脂質は水分を保つために働き、角質層は10～20％の水分を常に保持し、肌の潤いを保つ役割をしています。

化粧を落とさずに寝ると、表皮の正常なターンオーバーを崩す原因になり、肌の潤いと張りが無くなり、シミの原因になります。

本来、化粧は肌にとって負担になるのですから、1日の終わりにはしっかりと化粧を落として、基礎化粧品等で充分に水分を補っておきたいものです。

特に夜間は成長ホルモンが働いて活発に肌が新陳代謝するので、就寝時は化粧を落として寝るのが当然とお考えください。