アンチエイジングQ&A
手術して卵巣が一部しかなく、卵巣機能が低下したとの判断で3ヶ月前からホルモンの補充を薬でするようになりました その頃から、顔色・しみ・しわ・たるみが気になりだし、化粧品を変えたり、マッサージをしたりしておりますが大きな変化がありません 脱毛で通院していたクリニックに相談したところ、ホルモン補充療法の影響だと言われ、薬とフォトを勧められましたが、治療を勧めてよいものでしょうか
- 質問:えみちん 40代後半女性
- 回答:浜中聡子 アンチエイジングネットワーク顧問(AACクリニック銀座院院長)
一般には、ホルモン値の低下によって「加齢変化」の一環としての
色素沈着、シワ、たるみなどの進行を呈するといわれています。
従って、単にホルモン補充療法を行ったことによって
そうした症状が顕在化する、というわけではありません。
ただし、その補充のバランスが適切でない場合
(例えばエストロゲンの補充が他のホルモンに比して不足が目立つ場合など)には、
一部の症状が悪化したような印象を受ける可能性もあります。
卵巣機能低下に対してのホルモン補充療法は、将来的にもとても大切なものです。
まずは現状のホルモン値の正確な把握を行い、
その上で納得の行く補充をお受けになるのがよいのではないでしょうか。
そうすることで、「綺麗に年を重ねる」一歩となるでしょう。