アンチエイジングQ&A
50歳代後半から手足が冷えて睡眠時には靴下・手袋が欠かせませんでした。 最近、冷え性に軽い痺れや疼痛(右半身のほうがより強いです)も加わり 睡眠の妨げにもなっています。
- 質問:カイト
- 回答:浜中聡子 アンチエイジングネットワーク顧問(AACクリニック銀座院院長)
冷え性は男女問わず、年齢とともに対応に苦慮しやすい症状ですが、
一方で、病的意義があるものの方が少なく、
ゆえに積極的治療がなかなかないのが実情でしょう。
漢方やマッサージ、その他の非薬物療法は広く受け入れられていますが、
日常生活においては、食事においての工夫(一般に「血液をサラサラにする食品」は
お勧めです)。
運動(側副血行路を発達させうる有酸素運動がお勧めです)、
入浴、睡眠時の工夫などを地道に継続するのがよいのではないでしょうか。
ただし、左右差のあるしびれ、疼痛等が続く、あるいは悪化する場合は、
念のため神経内科やペインクリニック等、専門医を受診されることをお勧めします。