アンチエイジングニュース
2014.08.22
レタスのミルクスープ
レタスのミルクスープ
――アンチエイジング料理レシピ(231)
夏の暑さは、私たちにとって大きなストレスです。ストレスで自律神経のバランスが乱れると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張して血液やリンパの流れが悪くなって、疲労や不調が現れます。寝苦しさから睡眠の質が下がり疲れが抜けず、さらに眠れないなどの悪循環に陥ることも疲労蓄積の原因になります。熟睡感は疲労回復に欠かせません。睡眠の質を上げるための食事対策として、乳製品がおすすめです。カルシウムが不足すると、神経が敏感になり、寝つきが悪くなるといわれています。必修アミノ酸の1つセリンは、ストレス性の不眠の解消や睡眠の質を高めるのに効果的であることがわかってきました。アミノ酸バランスの良い乳製品なら効率よく補えます。
レタスのミルクスープは、インスタントスープのように簡単で、たっぷりの牛乳とレタスがいただけます。チーズに多く含まれるビタミンB2は、脂肪代謝を高め、疲労回復効果もあります。レタスには、昔から神経を鎮め、睡眠を誘うといわれています。野菜の中では比較的鉄を多く含むので、乳製品に足りない栄養素が補えます。加熱すると変色することもありますから、レタスは、食べる直前に加えて、さわやかな色を楽しんでください。ミルクとレタスのやさしい香りは、ハーブティーのような安らぎが感じられます。
<材料>2人分
・レタス | 1/2個 |
・ベーコン | 1枚 |
・バター | 小さじ1 |
・固形コンソメ | 1個 |
・水 | 100ml |
・牛乳 | 200ml |
・マッシュポテト(乾燥) | 20g |
・粉チーズ | 大さじ1 |
<作り方>
(1)レタスは洗って、水けを切り、手で大きめにちぎっておく。ベーコンは、細切りにする。 | |
(2)鍋にバターとベーコンを入れて炒め、水、固形コンソメ、マッシュポテトをくわえて煮る。牛乳、レタスを加えてサッと煮たら、器に盛って粉チーズをかける。 |
(1人分 184kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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