アンチエイジング五感道場「2020年の色は何色?あなたの今年のカラーを決める!」
生物として本来持つ感覚“五感”も、年齢と共に衰えていきます。老化予防の方法として、見た目のケアやインナーケアなど様々な方法がありますが、本企画では “五感”に焦点を当てたアンチエイジングを実践するコツをお教えします!
ガイドしてくれるのは、アンチエイジングや美について議論を深めながら追求していく双方向型セミナー「塩谷塾」の卒業生たち。それぞれの専門分野における、“五感”に特化したアンチエイジングの秘訣とは?
新年が明けて1か月が過ぎようとしています。皆様、2020年の幕開けはいかかお過ごしでしょうか?見た目に必要な色と心に必要な色をご提案する「色健康プロデューサー」の菊池多佳子です。
アンチエイジング五感道場の第1回、第2回と掲載していただいておりますが、第2回の2018年のお正月のコラムは「2018年の色は何色?今年のカラーを決める!」でした。
今年のテーマカラーは?
皆さまは今年2020年の目標は立てましたか?これまでも「色とアンチエイジング」の関係をお伝えさせて頂きました。2011年に罹った大腸がんの経験から、色が心や体に及ぼす影響は計り知れないという内容を書かせて頂きました。
私は闘病生活をしてきた中で毎年、1年のテーマとそのイメージカラーを新年に誓って参りました。そのカラーは自分の思いつくイメージの色でよいのです。
今年の私のテーマカラーは鮮やかな「ショッキングピンク」です。ショッキングピンクはとても目立ちます。目立つから身に着けるには多少の勇気が要ります・・・銀座にあるギャラリーゴトウ画廊でたまたまショッキングピンクの絵を見つけて購入いたしました。
作家の岩本拓郎さんがこの絵について、「パワフルでビビッドな世界を生み出す。あるいはクールで優しいとか、ギンギラギンにさりげなく、クレージーだけど決してガサツではなく、エレガントだけどパワフルで・・」といった説明をつけてくださいました。皆様はどのような印象を受けられましたか?
今年の目標を言葉にしようと思ったら出来ませんでした。それは自分の中で文章にするには難しい気持ちがあったからかもしれません。決意を気恥ずかしくて言葉にはできなかったのですが、色に例えるなら、断然ショッキングピンクだったのです。イメージと色は相通ずるものがあると信じています。「お先真っ暗」、とか「真っ青」、「桃色吐息」「黄色い歓声」など、色でその状態や様子を日常的に表していますよね。むしろ言葉よりも色のほうがピンとくる、という場合もあるでしょう。
私の心理は自己分析しますと「華やかに、自由に!常識に縛られないで勇気をもって愛を広げていく!」
好きな色は誰にでもありますが、綺麗に見える色はそのときの心模様によって変わってきます。それは私たちの心は絶えず変化しているからです。いつもは大好きな色なのに、その日だけその大好きな色の洋服が着たくない、と言う時がありますよね。それはその時に自分の心がその色のエネルギーを要求していないからなのです。逆に普段は嫌いな色なのに、気になる色がありますよね。それはその時に、その気になる色のエネルギーが必要だという深層心理を表しているのです。あなたの本能の声が色を選んでいるのです。
これらのことを知っているだけでも、自分が今どんな心模様かが分かりますから、進みたい方向にさらに向かいやすくなります。
ここで皆さまに、改めて色とその意味やメッセージについて簡単にお教え致しますね。
- 赤…身体を使って動くエネルギー、生きる活力、頑張るチカラ
- レッドオレンジ…改革するエネルギー、挑戦するチカラ、人を巻き込むチカラ
- オレンジ…表現するエネルギー、楽しむチカラ、変化するチカラ
- イエロー…前に進むエネルギー、子どものような無邪気さを持つチカラ、明るいチカラ
- イエローグリーン…芽吹くエネルギー、自己成長するチカラ、ほっとするチカラ
- グリーン…調和を保つエネルギー、安定するチカラ、安心するチカラ
- ブルーグリーン…バランスを保つエネルギー、一歩一歩足元を固めるチカラ
- ターコイズブルー…自立するエネルギー、自分らしさを大切にするチカラ
- ブルー…自分と誠実に向き合うエネルギー、言葉にするチカラ、知性的なチカラ
- インディゴブルー…真髄を見極めるエネルギー、頭を整理するチカラ、分析のチカラ
- パープル…直感を活かすエネルギー、感覚を大切にするチカラ、殻を破るチカラ
- マゼンタピンク…包容力で他人を受け入れるエネルギー、自分の役割を果たすチカラ
これらのことを踏まえてあなたも今年の目標とテーマカラーを決めませんか?
あなたが今気になっている色は何色ですか?
カラーセラピーはただ「カウンセリングに行く」だけではありません。
実は私たちは知らず知らずのうちに自らが欲しいエネルギーを、着る洋服の色、食べる物の色、玄関に飾る花の色などから得ているのです。既に自身でカラーセラピーをしているのです。カラーセラピーとは、今、自分が必要なエネルギーを、色を通して自分の身体に取り入れて満たしていくことなのです。
塩谷先生が唱えていらっしゃるとおり、五感を通して色を取り入れてあげるとよいでしょう。
視覚や嗅覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚の『五感』全てを通して必要な色エネルギーをなるべく同時に入れてあげると、より有効です。洋服の色や飾る花などはすぐに取り入れられますね。
私は新しくバッグにもショッキングピンクを取り入れて色を意識しています。
普段、皆様が毎日使う携帯待受け画面や、ハンカチなどに気になる色を取り入れるのが楽かもしれません。
このメッセージを読んで下さったあなたはこれを機会に色の持つエネルギーにもっと敏感になって、色からパワーを頂いてしまいましょう!
色を味方にして、さあ、今年もあなたらしさを再発見してアンチエイジングな1年を過ごして行きましょう。
敬愛するアンチエイジングネットワーク理事長の塩谷信幸先生の今年の目標の一つは「心のアンチエイジング」の探求だそうです。「心のアンチエイジング」は「自分にとっての幸せの追求」だと私は思っています。
あなたの心も彩りを添えた一年でありますように…
菊池 多佳子(KIKUCHI TAKAKO)
【経歴】 ・複数のスクール講師を務める。
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