アンチエイジング五感道場「美しさは歩き方が決めていた~何歳からでもキレイになれる歩き方~」
生物として本来持つ感覚“五感”も、年齢と共に衰えていきます。老化予防の方法として、見た目のケアやインナーケアなど様々な方法がありますが、本企画では “五感”に焦点を当てたアンチエイジングを実践するコツをお教えします!
ガイドしてくれるのは、アンチエイジングや美について議論を深めながら追求していく双方向型セミナー「塩谷塾」の卒業生たち。それぞれの専門分野における、“五感”に特化したアンチエイジングの秘訣とは?
キレイになりたければ 何から始めますか?
ヨガ・ピラティス・ダイエット・・・どれも体作りにとても良いですね。
毎日続けて習慣にするには運動が苦手な私には難しいと思ってしまいます。
ヘアスタイルやメイク、ファッションでのメージチエンジはどうでしょうか?
準備や購入にお金も時間も掛りそうですね。
では姿勢や歩き方を変える事なら…身体の使い方を変えるだけ。
気楽に誰でも今からでもチャレンジすることができます。
正しい姿勢と歩き方を実践すると、すぐに見た目の印象がグンと向上し、美人度がUPするだけではありません。
お腹まわりがスッキリしたり、ヒップアップや年齢と共に気になっていたボデイラインが変化して来ます。
美しく健康的な体を作るためには、美しい歩き方を身に付ける事が一番手軽で効果的ではないでしょうか。
姿勢と歩き方を変え、正しい歩き方を身に付けたら、毎日の「歩く時間」がエクササイズになります。
毎日の正しい歩き方の知識と技術は一生モノであると言っても過言ではありません。
また正しく歩くことは人生を明るく前向きに生きていく力を引き出してくれます。
女性の体は男性に比べてデリケートです。
出産経験・年齢の体力など個人差はありますが、不調からくる不安から笑顔になれず、表情も暗くなってきます。
いろいろなことを諦めて「もう歳だからキレイなんてどうでもいいし無理」そんな気持ちは体調の不良もきっかけからくることも多いのではないでしょうか。
2020年…様々な事が有り、年齢を重ね、それまで当たり前だった健康が、とても大切だったと改めて実感している人もたくさんいると思います。
毎日笑顔で元気に過ごすために必要な「健康」と「キレイ」という、かけがえのないものを得られる身近な手段こそが「正しい歩き方」だとつくづく思える毎日でした。
歩くことが心とカラダの機能を高める4つの効果
- ダイエット効果…日常生活の中で歩く事は、有酸素運動になる全身運動で有り、手軽に脂肪燃焼効果が得られます。
- 冷え症対策…筋肉が少ない女性は冷え症になりやすい為、習慣的な歩きで程良い筋肉を付ける事が可能です。
- 心を整える…歩く等の運動療法は精神・心理的な安定作用と改善作用が医学的に証明されています。 歩くことでセロトニン・ドーパミン・アドレナリン等・・・幸せ物質が分泌されメンタルを安定してくれます。
- 健康寿命を延ばす…全身運動なので視覚・聴覚・触覚がフル稼働します。身体の使われた部分が発達します。 全身運動になるウォーキングは寝たきり予防として理想的です。 年齢を重ね運動量が減ってきても、適度に歩くなどの習慣は継続しましょう。
正しい歩き方は正しい姿勢からはじまります
歩き方を変えだけでキレイになる5つの秘密
- 姿勢が美しくなる…正しい歩き方は姿勢を整え、あなた本来の美しさを引き出します。
- 理想のスタイルに近づく…正しい筋肉の使い方で身体が引き締まりバランスのとれたボデイラインに変わります。
- 健康になる…日常の中の「歩く時間」がエクササイズになり健康的な体作りになります。
- 心が安定する…セロトニン・ベータエンドルフィン・など落ち着く神経伝達物質分泌促しポジティブ思考。
- 世界が広がる…歩くことが楽しく好きになると行動範囲が広がり大切な人や場所との出会いに恵まれます。
壁立ちを習慣にして正しい姿勢を確認します
基本姿勢は後頭部、肩甲骨、ヒップ、踵、が同じ垂直線上にあり、両腕がすとんと肩から落ちている状態をします。
まず壁に背中をつけ(1)後頭部(2)肩甲骨(3)お尻(4)かかとの4か所が壁に接するように立ちます。
背中と壁の隙間に手の平を入れて確認してみてください。
大きく空いてしまっていませんか?
この場合、腹筋に力を入れて壁と背中の間に手の平が丁度1枚分挟まるぐらいに調節します。
これが基本姿勢です。
身体の腹膜という部分が、癖のある姿勢を記憶しているため、壁立ちの姿勢をとると、初めは少し辛く感じるかもしれません。
過去の姿勢の記憶を手放して、新しく正しい姿勢を記憶させていくには、繰り返すことが大切です。
朝の記憶は定着しやすいと言われています。
朝 出かける前など毎日3分の練習の美習慣が一生ものの財産になること間違いなしです。
習慣化するまで3週間が目安です。
生徒さんの中には壁立ちのたった数日間続けただけでお腹周りが4cmダウンした方もいます。
姿勢を保つために体幹を支える腹筋を使うのでウェストラインへの嬉しい効果も期待できます。
すぐできる!美しく見える美しい歩き方のポイント
- 素足・スニーカーの場合は踵から着地します。
ハイヒール・パンプスの場合は踵・つま先が同時着地です。 - 足幅分の一本線の上を歩く事を意識すると、体がぶれずに歩け、体幹が整います。
上下左右に揺れながら歩く、内股・ガニ股歩きなどは、2本線歩きになり体の軸がぶれて体に負担がかかりNGです。 - 膝から下だけ動かすちょこちょこ歩く人も多いですがNGです。
- アンダーバストから脚だと思ってリズミカルに歩けば、筋肉がバランス良く使われて脂肪の燃焼効果もアップします。
- 腕は前に出すよりも後ろに軽く引き、腕の付け根の動きを意識すれば、左右の肩甲骨が寄り、胸が開いて猫背も改善され、二の腕痩せ効果と、姿勢改善効果にも繋がります。
この様なポイントに注意しながら、体に意識を向けて歩いてみてはいかがでしょうか?
一人でいる時も、人から見られている意識を持つ事でキレイが保てます。
意識と心掛けと実行力が有れば、繰り返すことで誰でも身につきます。
いつまでもあなたらしい、豊かな人生を楽しみましょう。
筆者の紹介
藤田雅子(Masako Fujita)
・認定ウォーキング講師歴5年 指導実績300人以上
・一般社団法人日本女性姿勢協会シニアスタイリスト
・美習慣・美姿勢・美所作トレーナー
・ミス、ミセスコンテスト対策講座
・ハイヒールウォーキング講座
・ダイエットウォーキング・アンチエイジングウォーキング講座
・姿勢・歩き方・魅せ方講座
・一般社団法人日本アンチエイジングダイエット協会 認定マスター講師
・サプリメント・エキスパート
・睡眠エキスパート
・ファスティングエキスパート
・内閣総理大臣認定心理カウンセリンセラー
・耳つぼ認定講師
・2020年ミセス日本グランプリ・60代グランプリ受賞
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