アンチエイジングニュース
2005.06.22
れんこんと厚揚げの南蛮煮
日本の伝統食には抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれるものが多く、見直したいものです。
特に大豆と大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストラゲンに似た物質で、活性酸素による酸化を防ぎ、コレステロール値を下げる働きがあります。
大豆製品の厚揚げはカルシウムも豊富です。新れんこんと組み合わせて、ボリュームのある南蛮煮にしました。常備菜として煮物は便利ですが、毎日では飽きてしまいますし、塩分の取りすぎにもつながります。
こうした和食の欠点をカバーするためにも、酢や香辛料を利用しましょう。酸味が加われば薄味でもおいしく食べられ、減塩につながります。また、ピリッとした味わいが食欲を誘います。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
厚揚げ 1枚
れんこん 200グラム
ごま油 大さじ2分の1
赤唐辛子 少々
かつおダシ 1カップ
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
米酢 大さじ1
作り方
(1)れんこんは乱切りにして、酢水に漬けておく
(2)フライパンを熱し、ごま油を入れて厚揚げを炒める。(1)のれんこんと輪切りにした赤唐辛子を加えて、軽く炒める
(3)全体に油がからまったら、だしを入れ、煮立ったらみりん、砂糖、しょうゆの順に加える。れんこんに火が通ったら、酢を加え、強火にして煮汁を少し煮詰める
(4)煮汁につやが出たら、火を止め、盛り付ける
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