鶏手羽肉と野菜のスープ
アンチエイジイングに欠かせないコラーゲンは、体内のたんぱく質の30~40パーセントを占め、細胞や組織をつなぎ合わせる接着剤の働きがあります。骨にカルシウムが定着するのを助け、関節の軟骨部分で潤滑油のように働き、関節炎を予防します。
また、皮膚の老廃物を取り除き、みずみずしい肌に保ちます。さまざまな老化を防ぐ効果のあるコラーゲンは、毎日の食事に心がけて取りたい成分です。
コラーゲンは骨などに多く含まれ、水に溶けやすいので、野菜と一緒に煮込むスープにすると効率よく取れます。野菜に含まれるビタミンCが体内でのコラーゲン合成を高めます。香味野菜と塩、ハーブの風味でいただくさっぱりとした味わいは、夏バテした胃腸を優しく癒してくれます。(管理栄養士・石井多津子)
材料(4人分)
鶏手羽肉 500グラム
たまねぎ 1個
にんじん 小1枚
じゃがいも 2個
セロリ 1本
ズッキーニ 小1本
いんげん 100グラム
塩、こしょう、タイム 少々
ベイリーフ、パセリの茎 適宜
作り方
(1)鶏手羽肉はよく水洗いして、鶏の臭みを抜いておく
(2)たまねぎはざく切り、にんじんはいちょう切り、じゃがいも、セロリ、ズッキーニはそれぞれ適当な大きさに切る。いんげんは3センチくらいに切っておく
(3)鍋に鶏を入れ、たっぷりかぶるくらいの水を加えて火にかける。煮立ったらアクをていねいに取り、弱火で煮る
(4)(2)の野菜とベイリーフとパセリの茎を加えて煮込み、途中で塩、こしょう、タイムを加えて味を整える。全体が柔らかくとろりとした感じになれば出来上がり。熱いうちに器に盛る
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします