アンチエイジングニュース
2005.09.22
秋鮭ときのこの包み焼き
肉に比べて魚は種類が多く、季節感のある食材です。旬の魚を旬の野菜と組み合わせて献立に取り入れると、栄養バランスが良いだけでなく食べる楽しみも増します。
旬の秋鮭のサーモンピンクと呼ばれる色には、脂溶性色素カロチノドの1つの、アスタキサンチンが含まれています。カロチノイドは強い抗酸化作用を持ち、がんや心臓病の予防に効果があるという研究結果が報告されています。
また、魚の油に含まれるEPAやDHAは、心臓病や脳血管障害にも有効です。EPAやDHAは加熱に強い成分ですが、煮汁や加熱した時に落ちる油にも含まれるますし、アスタキサンチンも油に溶け出ますから、しっかり取れるホイル焼きにしました。季節のきのこや野菜をたっぷり添えて、秋の味覚を楽しんでください。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
秋鮭 2尾
塩 少々
マイタケ 1パック
エリンギ 2本
キャベツ 2枚
玉ねぎ 2分の1個
オクラ 2本
合わせ味噌
赤味噌 大さじ2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
作り方
(1)秋鮭は皮を取り、小骨を外して軽く塩をする
(2)マイタケは手で大きくほぐす。エリンギは、縦半分、長さ半分の、4等分にする。キャベツは3センチ角くらいの色紙切りにする。玉ねぎはせん切りにする。オクラは縦半分に切る
(3)赤みそにみりんと酒を加えて合わせ味噌を作る
(4)厚手のパラフィン紙かアルミホイルに(2)と(3)の野菜を敷き、合わせ味噌を載せ、その上に秋鮭とオクラを乗せて包み、オーブントースターで10分くらい焼く
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