アンチエイジングニュース
2005.10.05
変わり沢煮椀
アンチエイジイングでは、まず腸の調子を整えることが大切です。腸内環境を整え、老廃物を排出しやすい体質をつくるために、水分と食物繊維をたっぷり取りましょう。
食物繊維で腸内環境が整うと、ビフィズス菌などの善玉菌の数が増え、栄養代謝に必要なビタミンB群が腸内で合成され、いろいろな栄養素の吸収が良くなり、新陳代謝が活性化されます。また、感染を防御したり免疫力を高めたりするなど、アンチエイジング効果は多大です。
昔ながらの沢煮椀は、豚の背油と千切り野菜を塩味に仕上げた椀物ですが、脂肪は避けたいので、代わりに季節のきのこでうまみを加えます。ごぼうに含まれるオリゴ糖は善玉菌のえさになリ、繁殖を助けます。いろいろな食物繊維がたっぷり取れる、おなかをきれいにする一品です。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
ごぼう 4分の1本
にんじん 3分の1本
大根 4~5センチ
えのき茸 2分の1袋
しめじ 2分の1パック
だし汁 4カップ
塩 小さじ1と2分の1
しょうゆ 小さじ1
温泉卵 2個
水菜 1束
ゆずこしょう 少々
作り方
(1)ごぼうは皮をこすり洗いして、4~5センチの長さのごく細い千切りにする。酢水に漬けてから、軽く下ゆでしておく。にんじんと大根は、皮をむいて長さをそろえ、細切りにする
(2)きのこ類は、ぬれ布巾で汚れを取り、細かく分けておく。水菜は4~5センチに切りそろえておく
(3)だし汁と調味料を鍋に合わせ、煮立ったら(1)(2)のきのこを加えサッと煮て、お椀に盛る。温泉卵を載せ、上から熱い煮汁を張り、水菜とゆずこしょうを添える
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