アンチエイジングニュース
2005.10.24
かぼちゃの茶巾絞り
ハロウィンのかぼちゃが街のあちらこちらで見かけられる季節になりました。欧米ではこの時期にかぼちゃのお料理がたびたび食卓を飾ります。
日本に「冬至のかぼちゃ」ということわざがあるように、東西を問わず人々は冬を迎える前に免疫力を高めるビタミンを取ることを経験的に知っていました。
かぼちゃに含まれるビタミンAとビタミンC、ビタミンEは免疫力を高める強力なトリオです。和菓子のように美しく仕上がる黄色の色素にはたくさんのβ-カロチンが含まれていて、粘膜を保護し、風邪の予防に最適です。
これらの成分には高い抗酸化力があることが知られています。ストレスや紫外線などで作られすぎた過剰な活性酸素を除去して、体や皮膚の老化を防ぎます。
和風のお菓子ですが、脂溶性ビタミンの吸収をよくするバターや牛乳を加えました。アーモンドも加えて、栄養と味をパワーアップしました。お好きなお茶と一緒に召し上がってください。(管理栄養士・石井多津子)
材料(4個分)
かぼちゃ(皮とわたを除いて) 200グラム
牛乳 200ミリリットル
グラニュー糖 大さじ3
バター 5グラム
アーモンドパウダー 大さじ21
抹茶 適宜
作り方
(1)かぼちゃは皮とわたを除いてひとくち大に切り、電子レンジにかけ、柔らかくする
(2)小鍋に(1)のかぼちゃと牛乳、グラニュー糖、バターを入れ、かぼちゃを木べらなどでつぶして、なめらかにしながら煮詰める。仕上がり直前にアーモンドパウダーを加える
(3)荒熱が取れたら、(2)をラップで茶巾に絞り、抹茶をたっぷり振りかける
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