ブイヤベース風スープ
本格的な乾燥シーズンを前に、肌対策をしておきましょう。たんぱく質やビタミン、ミネラルには美しい肌を作るいろいろな働きがあり、お互いに関係しあって効果を発揮しています。
肌の老化を防ぐコラーゲンの生成にはたんぱく質とビタミンCが欠かせませんが、肌を丈夫にし、潤いを与える働きがあるビタミンAもコラーゲンの生成を助けてくれる栄養素です。
肌の構成成分となるたんぱく質は、魚介から取るのがお勧めです。魚介に含まれる鉄分は、肌の細胞に酸素を運び、くすみやカサつき、肌荒れなどのトラブルを予防します。
貝類に多い亜鉛はビタミンAと一緒に取るとキメ細かな肌になると言われています。たっぷりの野菜と魚介を使ったぜいたくスープは、おいしくて、美しい肌を作る栄養素がたっぷりなアンチエイジングメニューです。(管理栄養士・石井多津子)
材料(4人分)
鯛(うろこを取り、3枚におろす) 1尾
海老(殻をむく) 4尾
いか(2~3センチの輪切りにする) 1ぱい
ムール貝(洗ってひげを取る) 8個
あさり 1パック
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 2片
長ねぎ、セロリ 各1本
ホールトマト 1缶
白ワイン 1カップ
ハーブ(ローリエ、ローズマリー、オレガノ) 適宜
サフラン 小さじ1
塩、こしょう 各適宜
作り方
(1)深鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを加え、中火にかけて炒める。香りが出たら、3枚におろした鯛のあらを加えてさらに炒め、ざく切りにした野菜、白ワインと水2リットル、ホールトマトを入れて強火で煮たて、沸騰したらアクをひいて中火にする。ハーブとサフラン、塩小さじ2を加えて1時間くらい煮込む
(2)(1)の中骨やハーブなどを取り除き、ミキサーなどにかけ、シノワでこす。塩、こしょうで味を整え、鍋に戻す
(3)(2)に鯛の身、いか、貝類を加えて、煮立ったら、スープと共に供する
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