アンチエイジングニュース
2005.12.05
カキのゆず庵焼き
海のミルクと呼ばれるカキは鉄やカルシウムが豊富です。肝機能を強化する亜鉛も多いので、お酒を飲む機会が増えるこれからの季節に打ってつけです。
皮膚の新陳代謝を行なう亜鉛は、老化の原因となる活性酸素の抑制に関係する酵素やコラーゲンの生成に必要な美肌を作るミネラルでもあります。
ゆず庵焼きは、旬のゆずをたっぷり使った焼き物です。ゆずの香り成分には血行の促進や新陳代謝を高めるなどの働きがあります。特に皮の部分にはビタミンCが豊富に含まれているので、たっぷり添えたいものです。
つけ合わせの若布に多く含まれるフコイダンは肝機能を強化し、生活習慣病や老化防止に有効ですから、残さずお召し上がりください。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
ゆず(殻つき) 4個
若布 適宜
浅月 2本
ゆず庵だれ
柚子 1個
煮きり酒 大さじ2分の1束
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
作り方
(1)カキは殻を開けておく。若布は洗って適当な大きさに切る。浅月は半分にする
(2)ゆずは半分に切り、果汁を絞る。酒を煮きり、みりんとしょうゆを合わせ、冷めたらゆずの果汁を加え、ゆず庵だれを作る
(3)オーブンを200度にして、(1)のカキにゆず庵だれをかけて焼く
(4)皿に若布を敷き、カキを載せ、ゆずの皮の千切りと浅月を飾り、残りのたれをかける
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