寒ブリのカルパッチョ
ブリを漢字で書くと魚偏に師です。実際師走のころの寒ブリが1番おいしいと言われ、春の産卵に向けて油の載ったブリはとろけるようなうまみがあります。
この油に含まれるEPAやDHAなどの高度不飽和脂肪酸はLDLコレステロールを減らしてHDLコレステロールを増やす作用があり、動脈硬化を予防します。EPAには中性脂肪や血圧を下げる働きもあります。
照り焼きやブリ大根などおいしい食べ方はたくさんありますが、鮮度の良い寒ブリなら、まずお刺身で食べてみてください。にんにくで下味をつけておくと青魚が苦手な人でもおいしく食べることができます。オリーブオイルやバルサミコ酢であえる野菜はお好みですが、ブロッコリープラウトのように抗酸化力の強い野菜を選べばアンチエイジングに効果的です。(管理栄養士・石井多津子)
材料(2人分)
寒ブリ 1さく
塩 少々
こしょう 少々
にんにく 1片
EXオリーブオイル 小さじ1
水菜 2束
大根 6センチ厚さの輪切り
ブロッコリープラウト 2分の1パック
バルサミコ酢 大さじ1
EXオリーブオイル 大さじ2分の1
塩、こしょう 少々
レモン 適宜
作り方
(1)寒ブリは薄くそぎ切りにして、皿に盛り付ける。塩、こしょう、すりおろしたにんにく、オリーブオイルをふりかけ、手でなじませておく
(2)大根は6センチ長さの千切りにする。水菜は洗ってから6センチ長さに切る。ブロッコリープラウトは根を切り落としておく
(3)ボールに(2)の野菜を入れ、塩、こしょう、バルサミコ酢、オリーブオイルを加え、合わせる。(1)のブリの上に盛り付ける。レモンの薄切りを添える
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします