アンチエイジングニュース

 夏に向かうこの季節、体型が気になりますが、ダイエットのためにと脂肪を控えすぎると血管が老化することがあります。脂肪は細胞膜の材料となり、血液や血管を健康に保つためにも欠かせない栄養素で、摂取量は1日の摂取エネルギーに対して20~25パーセントが目安です。

 外食や加工品が多いと、リノール酸の摂取が多くなりがちですから、バランスをとるためにも、α-リノレン酸系ののDHAやEPAを多く含む青魚を食べるようにしましょう。また、調理に使う植物油にはオリーブオイルがお勧めです。くせの少ないピュアーオリーブオイルなら和食にも合います。

 旬のアジは脂が載り、DHAやEPAが豊富です。小ぶりなアジをつみれにして、相性のよいしょうがとねぎ、しそを合わせて焼いたさんがは千葉の郷土料理です。(管理栄養士・石井多津子)

アジのさんが

材料(2人分)

アジ       2尾
 塩         小さじ4分の1
 味噌       小さじ1
 長ねぎ      4分の1本
 しょうが      薄切り1枚
 卵黄        少々
 片栗粉      少々
しそ        6枚
片栗粉      小さじ1
新生姜の甘酢漬け      適宜 
揚げ油(オリーブオイル)   適宜

作り方

(1)アジは三枚におろし、まな板の上で細かく叩く。塩、味噌、長ねぎのみじん切り、しょうがのみじん切りを加え、さらに叩き、味をなじませる

(2)ボールに取り、卵黄と片栗粉を加え、包みやすい固さにする

(3)しそは洗って、水気を十分ふき取り、裏側に片栗粉を薄くつける。(2)を6等分して、1枚のしそに載せ、はさむように包む

(4)フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、(2)を中火で色よく揚げる。皿に盛り、甘酢に漬けた新生姜を添える

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