強い日差しが薄れ、涼風が吹く日ある今日この頃。秋の訪れを感じますね。
　秋といえば「読書の秋」ですが、最近、目が疲れる、目が乾くというような眼精疲労を感じる人が増えています。パソコンや携帯電話の普及が、目を酷使し疲労させる原因になっているのかもしれません。
　疲れたなと感じたら、まず目を休ませることが1番です。そして、栄養面では、アントシアニンやビタミン類、タウリンなど目に良いといわれる食品をできるだけ摂るのが効果的です。

　スペインのタパスのような小皿料理に最適なレシピをご紹介しましょう。
　タコに多く含まれるアミノ酸の１つタウリンは、視神経の働きを良くする働きがあります。ブロッコリーには、抗酸化作用のあるビタミンCやβ―カロチンが多く含まれています。タコとブロッコリーは、美味しいうえ栄養効果を高める組合せです。
（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）

材料（2人分）

作り方
（1）　タコは7～８ミリに切っておく。玉ねぎはみじん切りにしてさらし、よく水を切っておく

（2）　ボールにすりおろしたにんにく、粗く切ったアンチョビーを入れ、ワインビネガーで溶きのばしておく。さらにオリーブオイルを加えてドレッシングを作り、（1）のタコと玉ねぎを加える

（3）　ブロッコリーは小房に分けて、熱湯で茹でる。茹であがったらすぐに、（2）のドレッシングとあえ、風に当てて冷ます。茹ですぎると味が落ちるので注意する

（4）　よく冷やしてから、器に盛る