根三つ葉の卵とじ
秋は、空気も澄んですがすがしい季節ではありますが、肌の乾燥が気になりだす季節でもあります。肌が敏感になったと感じたら注意が必要です。かさかさ肌が進行すると角質層のバリア機能が落ち、皮膚炎などを起こしやすくなりますから、肌を守る栄養素を補給しておきましょう。
たんぱく質、ビタミンC、ビタミンB群に加え、ビタミンAには、角質層のバリア機能を高め、紫外線などで発生した活性酸素を除去してくれる働きがあります。また、カルシュウムを補うことで、かゆみや神経の興奮をしずめ、皮膚炎の悪化を防ぐことができます。
卵とじは簡単に調理できますから、夕食はもちろん、朝食にもぴったりのメニューです。卵には、ビタミンA、ビタミンB群が多く含まれ、根三つ葉は、野菜のなかでは比較的カルシュウムが多く含まれていてかさかさ肌に効果です。
なにかと忙しい朝食時間ですが、この「根三つ葉の卵とじ」のような簡単メニューを食卓に加えてみませんか。外食が多く食事のバランスが炭水化物に偏りがちな方は特に、不足しがちな栄養素や食材を意識して朝食で摂るようにしましょう。1日の食事バランスがとりやすくなります。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
材料(2人分)>
根三つ葉 | 1/2束 |
焼きちくわ | 1/2本 |
エリンギ | 1本 |
卵 | 2個 |
だし | 300ml |
しょうゆ | 小さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
酒 | 小さじ2 |
塩 | 適宜 |
粉山椒 | 少々 |
作り方
(1) 根三つ葉は、洗って根の部分を切り、4~5cm長さのざく切りにする。焼きちくわは、5mm厚さの輪切りにする。エリンギは、2等分して5mm厚さの薄切りにする。
(2) 鍋にだし、しょうゆ、砂糖、酒を合わせて火にかけ、煮立ったら三つ葉、焼きちくわ、エリンギを加え、三つ葉が柔らかくなるまで煮る。塩で味を整え、荒く解きほぐした卵をまわし入れて蓋をし、卵が半熟状になるまでさらに2~3分煮る。
(3) たっぷりの汁ごと器に盛り、粉山椒をふる。
※1人分のカロリー:142kcal(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)
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