アンチエイジングニュース

「かにと焼き豆腐のあんかけご飯」――アンチエイジング料理レシピ(82)

 ノロウイルスの流行がニュースになっています。手洗い、うがいはもちろん、自分自身の免疫力を高めておくことが大切です。

 たんぱく質の不足は、細胞の新陳代謝を遅らせ、免疫細胞の活性が減しますから、40歳以上になっても、20代と同じように、1日50g~60gの良質なたんぱく質をとることが推奨されています。

 カロリーや、コレステロールが気になるときは、お米と豆腐の組み合わせが最強です。お米には、主成分の糖質のほか、たんぱく質や亜鉛などのミネラルが含まれています。豆腐は、お米に不足するリジンというアミノ酸を豊富に含みます。一方のお米は、豆腐に不足しているメチオニンというアミノ酸を含んでいます。つまりお米と豆腐の組み合わせは、植物性たんぱく質の欠点を互いに補うことができるのです。豆腐は消化吸収が良く大豆の栄養を効率よく取ることができ、コレステロールを含まず、低カロリーです。
  
 厳しい寒さが続くこれからの時節に、かにと焼き豆腐のあんかけご飯のメニューを組み入れて楽しんでください。しょうがのしぼり汁を加えると、からだの芯から温まり免疫力もさらにアップします。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

材料2人分

 かにの足  80g
 焼き豆腐  1/2丁
 小松菜  1/4束
 片栗粉  小さじ1
 だし汁  200ml
  しょうゆ  小さじ1
  塩  小さじ1/3
  しょうがのしぼり汁  少々
  片栗粉  小さじ2
 ごはん  茶わん2杯分

作り方
(1)焼き豆腐は5mm厚さの色紙切りにする。(絹ごし豆腐をクッキングペーパーに包んで皿にのせ、斜めに立てかけて水きりし、軽く焼いたものを使うとさらに口当たりが良い。)ごはんを炊く。
(2)小松菜は固めにゆで、2cmの長さに切る。片栗粉は同量の水に溶いておく。
(3)鍋にだし汁を入れ、塩、しょうゆで調味した煮汁を煮立て、焼き豆腐を1~2分煮て、ほぐしたかにの足とt(2)の小松菜も加え、一煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後にしょうがのしぼり汁を加える。
(4)炊きたてのご飯に2等分してかける。

※総カロリー 1人分:345kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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