ジューン・ブライドの白い色
カラーコーディネートレッスン「ジューン・ブライドの白い色」
みなさん、こんにちは。パーソナルカラリストの斎藤薫です。
6月ですね。まもなく梅雨入りで、あいにくのお天気も多いのですが、女性の憧れジューン・ブライド、ウェディングの季節でもありますよね。という訳で、今回は花嫁の色「白」について説明していきますね。
白い色を装う時に多くの方は、ちょっと特別な色と思われているのではないでしょうか? 汚れも目立つし、普段に気軽に着るというより、特別な晴れの衣装、よそゆきの色として日常の装いに取り入れていない方も多い気がします。 特別な印象の白、少し日常と異なる印象の白、という事は、白を上手に着ていると、他の人(見ている人)からは、特別な存在、ワンランク上の存在に見えているといえます。
大勢の中でちょっと特別な存在に映りたい時、大切に扱われたい時、この白の効果を味方にする事を、おすすめします。
そして、白には嬉しい効果があります。白を顔の近くにもってくると、顔色を明るく見せて、ちょっとしたくすみなど肌トラブルもある程度飛ばしてくれるのです。芸能人の中には、常に顔を中心に白いライトをあててテレビに出演されている方がいらっしゃいます。
また、白は光を反射する色です。この力は日常の中で知らず知らずに受けている、外からのネガティブな気 などを撥ね返してくれているのです。白いイメージのものは、なるべく汚したくない、という気持ちが働きますよね?その感覚です。白は浄化の色でもあるのです。
さて、魅力的な白を上手に取り入れるためには、全体のバランス、そして似合う白を見つけることが大切です。いくら白のパワーを沢山取り入れてたくても、全身白では、ちょっと高貴すぎる……と申しますか、浮いてしまいますよね。トップスやボトムスにバランスよく差し色を取り入れると良いでしょう。
例えば白のジャケットだったらインナーに差し色を合わせたり、白のボトムスにパーソナルカラーのきれい色、または、落ち着いた色(グレイ、ブラック、ブラウン、ベージュ)をコーディネートするのも素敵です。白いアクセサリーで涼しげに装うのも良いです。
そして白を顔の近くに持ってくる場合は、パーソナルカラーに合った白がおすすめです。白にも色々なニュアンスがありますよね。それぞれのシーズンの白を下に挙げます。ぜひ参考になさってください。
☆ Spring・・・黄味がかった白。 アイボリー、パフ
☆ Summer・・・純白より少し柔らかい白。 ソフトホワイト
☆ Autumn・・・乳白色、牡蠣の身の色のような白。 オイスターホワイト
☆ Winter・・・濁りのない、純白。 ピュアホワイト
白の持つパワーや魅力をたくさん取り入れて、女性はますます女子力アップ、男性は一目置かれる存在へイメージアップをしてみませんか?
斎藤 薫 (パーソナルカラリスト)
パーソナルカラリストとして、個人向けアドバイス、ロータリークラブでの講演、フィニッシングレッスンなどを開催。
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