アンチエイジングニュース

「鯵と玉ねぎのマリネ」――アンチエイジング料理レシピ(101)

 今年の夏は、暑くなりそうとの長期予報がありました。汗ばむ季節になると気をつけたいのが、適度な水分補給ですが、それとあわせて、血液サラサラ成分を多く含む食材をとりたいもの。

 魚の脂の成分のEPA、DHAや、玉ねぎに含まれるプロピルメチルジスルフィドは、血栓を予防し、できた血栓を溶かす作用があるサラサラ血液に欠かせないアンチエイジング成分です。脂の乗った旬の魚は、それだけ、成分が多く効果的です。

 旬の鯵を酢で締めたマリネは、玉ねぎや、エクストラバージンオリーブオイルと組み合わせることにより、パワーアップしたアンチエイジングメニューになります。

 玉ねぎに含まれるプロピルメチルジスルフィドは、水に溶けやすいので、水さらさずにとりましょう。気になるからみや匂いも酢に漬けると刺激が和らぎ、食べやすくなります。玉ねぎを切ると、酵素が働きプロピルメチルジスルフィドが生成されるので、切ってからしばらく置くと良いでしょう。

材料2人分

 鯵(3枚におろしたもの)  2尾分
 塩、酢  適宜
 玉ねぎ  1個
 パプリカ  1/4個
 マリネ液  
  エクストラバージンオリーブオイル  大さじ2
  ワインビネガー  大さじ2
  塩  小さじ1/4
  こしょう  少々
  ディル  適宜

作り方
(1)ガラスのバットなどに、3枚に下ろした鯵を並べ、塩少々をして1時間ぐらいおく。塩を酢で洗い流す。ひたひたの酢を加え、ディルも入れて、10分くらい置く。玉ねぎは薄くスライスし、しばらく置く。パプリカは、小さめの角切りにする。
(2)マリネ液の材料を合わせよく混ぜておく。玉ねぎの薄切りにし、(1)の鯵の皮をむき、スライスしたものを加え合わせる。
(3)器に盛り、パプリカの角切りを散らし、ディルを飾る。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:220kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧