フルーツで夏の疲れをリフレッシュ!
ミラクルフルーツとミラクリン――メタボリック症候群の救世主候補、アンチエイジング食の実現へ(2)
「フルーツで夏の疲れをリフレッシュ!」
9月の最終週になって、ようやく秋らしくなってきましたが、30度を越す猛暑が続いた今年の夏、食欲も体力も減衰し、お疲れ気味の方も多いのでは?
疲れた体を食事でリフレッシュするには、ミネラルやビタミンを豊富に含んだ自然の恵み、フルーツが一番!中でも、疲労回復に効果があると言われるクエン酸やビタミンCを多く含んでいるグレープフルーツやキゥイフルーツなど、酸っぱいフルーツがお勧めです。
でも、酸っぱいフルーツはどうも・・・、と敬遠気味のあなたに朗報です!その酸っぱさを甘さに変えてくれる「奇跡の」フルーツがあるのです。それがミラクルフルーツ。最近では「めざましテレビ」でも紹介されました。
ミラクルフルーツ(アカテツ科)は西アフリカ原産で、中に1個の種がある「どんぐり」サイズの楕円形の赤い実です。このフルーツの食べ方ですが、ブドウを食べるように、まず皮を剥いて口に含み、30秒~1分ほど噛まずに飴を舐めるようにコロコロと舌の上で転がし、口から出します。その後、酸っぱいフルーツを食べてみると、ア~ラ、不思議!まるで、「はちみつ」をかけたように上質の甘さとほのかな酸っぱさ(消えていく酸味、あふれ出す甘味)を感じ、とても美味しく自然の恵みをいただくことが出来ます。
どのようなフルーツと相性が良いのかというアンケート結果です。これは2ヶ月間、ミラクルフルーツを朝食と夕食の前に舐めて、それから食事をしていただいた方々の意見をまとめたものです。それによりますと、グレープフルーツ、レモン、キゥイフルーツ、パイナップル、りんご、トマト、イチゴ、甘夏、夏みかん、などでした。どれも、酸っぱそう、でも、何となく疲れをリフレッシュさせてくれそうな果物ですよね。
これらの酸っぱいフルーツがとても甘く感じるのに、この甘さはカロリーゼロ!それは、ミラクルフルーツに含まれる「ミラクリン」という成分が舌の味覚芽にくっ付き、酸味を口に入れることで、その成分の表面の形が変化して、甘いものを食べているという感覚が脳へと伝わっていくと考えられています。この成分と舌の味覚感受性の関係について、今年の3月に東京大学の食品の研究チームから最新の結果が発表されました。次回は、その結果も交えながら、「ミラクルフルーツがアンチエイジングの世界に革命をもたらす」取り組みについて、ご紹介させていただきます。
リンク集
ギャラリーカフェ『ペスカトーレHAYAMA』(葉山)【閉店】
ミラクルフルーツのデザートメニュー、ミラクルフルーツ関連商品の販売など。
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2444-7
TEL:046-876-1255 FAX:046-876-3090
株式会社 新宿高野
ミラクルフルーツ、幼木の販売。
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11
TEL:03-5368-5143
http://takano.jp/takano/
マンダリン オリエンタル 東京(ホテル)38階「タパス モラキュラーバー」
ミラクルフルーツを使った興味深いデザートを提供。
〒103-8328 東京都中央区日本橋室町2-1-1
TEL:0120-806-823(レストラン予約)
http://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/
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