「男性のパーソナルカラー診断」

みなさん、こんにちは。パーソナルカラリストの斎藤薫です。

前々回のテーマ　「男性のパーソナルカラー」について、今回はもう少し具体的にお話していきましょう。

さて、男性のパーソナルカラー診断の方法は女性と同じで、肌の色・髪の色・瞳の色を見て行き、カラードレープで決定する、ということは前回説明しました。しかし、それぞれのシーズンタイプのイメージは女性と少し表現が違ってきます。男性のシーズンタイプごとのイメージは、どういうものなのかをご説明していきますね。

◎ウォーム・ソフトの春タイプ
女性のイメージは、キュート、可愛らしい、元気、フレッシュ…という感じです。
男性のイメージは、ソフトなイメージ。全体的に色素の薄い印象の方も多いです。（髪や瞳がライトブラウンといった）中には少し中性的な（色白、華奢で、髭の存在を感じられないような…）雰囲気の方もいます。特に若い世代の男性は春タイプの方が増えてきているようです。肌色は黄味が感じられる色白～色黒。髪はソフトな印象の方が多いようです。
男性の場合はスーツの色で考えると分かりやすいです。春タイプの男性はキャメルやベージュが似合います。ビジネスシーンでは優しいグレイのスーツも良いでしょう。
男性の場合は職種によって　色（カラー）もあるようです。春タイプの男性のイメージが多い職種は、Webデザイン、インテリア関係、設計士、などデザイナー、クリエイティブ系の方やアイドル、コメディアンの方も多いようです。
有名人では、小堺一機さん、加藤茶さん、草彅 剛さん、滝沢秀明さん、福山雅治さんなど。

◎クール・ソフトの夏タイプ
女性のイメージは、フェミニン、ロマンティック、優しく、さわやか…という感じです。
男性のイメージは、春と同じでソフトなイメージですが肌の色味に黄味が感じられない、青みがかった白～赤味が少々感じられる肌をしています。髪はソフトブラックで瞳の印象が優しい方が多いようです。髪は年齢を重ねるとシルバー（白髪）になる方も多いようです。
スーツの色は、グレイ、ライトグレイ、ブルーグレイがとてもよく似合います。
職種のイメージは　ニュースキャスター、医療関係者、福祉関係者などにも多いようです。有名人では、古館一郎さん、筑紫哲也さん、小泉元首相、谷原章介さんなど。

◎ウォーム・ハードの秋タイプ
女性のイメージは、大人っぽく、しっとりと落ち着いた、ゴージャスな…という感じです。男性のイメージもやはり、円熟感のある落ち着いた雰囲気を持った方、また渋いといったイメージとなります。肌の色は赤味が感じられないしっかりとした印象。色黒の方も多い。髪はしっかりとした髪質の方が多いようです。
スーツの色は、ブラウン全般。落ち着いたキャメルも素敵です。
職種のイメージは　アウトドア関係、行動的なイメージがあるので営業職の方などにもあてはまるイメージです。有名人では、岩城光一さん、草刈正雄さん、香取慎吾さんなど。日本人には少ないイメージかもしれません。

◎クール・ハードの冬タイプ
女性のイメージは、存在感があり、ノーブルで都会的でシャープな…という感じです。
男性のイメージもやはり、存在感のあるはっきりとしたイメージを持った方が多く当てはまります。肌の色は赤味が感じられる（ロージーな）色白～色黒、髪も黒くしっかりとした髪質の方が多くいます。
スーツの色は、ブラック、チャコールグレイ、ネイビーが素敵です。
職種のイメージは　秋タイプと同じく　行動的なイメージがあるので営業職の方などにもあてはまるイメージ。また存在感もあるので役者、企業のトップの方などにも
多いイメージでもあります。有名人では、柳場敏郎さん、阿部寛さん、佐藤浩一さん、豊川悦司さん、木村拓哉さん　安倍元首相、前原さん、岡田さん（元民主党代表）など。

男性のパーソナルカラーのイメージを、お分かりになっていただけましたか？
男性の方はご自分のイメージを客観的に分析してみてくださいね。女性の方は身近な男性で、イメージを照らし合わせて下さいね。

次回は男性のパーソナルカラー別コーディネートについてお話いたします。

斎藤　薫　（パーソナルカラリスト）
パーソナルカラリストとして、個人向けアドバイス、ロータリークラブでの講演、フィニッシングレッスンなどを開催。

HP:「パーソナルカラーサロン　エクリュ」