「めかじきとなすのコンキリエ」――アンチエイジング料理レシピ（116）

　気候の変わり目は、風邪を引きやすいですね。免疫力を上げる食事を心がけましょう。良質のたんぱく質は、粘膜や免疫細胞をパワーアップします。たんぱく質は肉類に多く含まれますが、脂肪の取りすぎが気になります。脂質は、量と質を考えてバランスよく取ることが、アンチエイジングな食生活には欠かせません。主菜の食材を肉から魚へと変えることも一つの対策です。

今が旬のめかじきは、肉のような味わいがあり、調理法も肉と同じようにできるのが魅力です。めかじきとなすのコンキリエは、かじきに含まれる、酸化しやすいDHAやEPAと抗酸化作用の強いビタミンEやA、ポリフェノールを豊富に含むオリーブオイルとあわせていただくことにより、効率よく有効成分を摂ることができるレシピです。かじきは、ナトリウムを排出するカリウムやビタミンD、ビタミンEなどのビタミンや、ミネラルも豊富です。なすをたっぷり使って、スパゲッティーソースに仕上げました。

材料2人分
めかじき・・・・・・・・・・・・・・2枚（200b）
塩、こしょう・・・・・・・・・・・・少々
なす・・・・・・・・・・・・・・・・2本
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・1／2個
赤ピーマン・・・・・・・・・・・・・1／2個
オリーブオイル・・・・・・・・・・・大さじ2
トマトソース・・・・・・・・・・・・1カップ
オレガノ、バジル・・・・・・・・・・適宜
ブラックオリーブ・・・・・・・・・・1個
スパゲッティー・・・・・・・・・・・250g

作り方
(1)めかじき、なす、玉ねぎは2cm角に切る。なすはしばらく水にさらしてから、ざるに上げる。めかじきは塩、こしょうする。
(2)鍋にオリーブオイルを熱し、なすを揚げるように焼き、なすが柔らかくなったら、玉ねぎ、めかじきを加え炒める。トマトソース、オレガノ、バジルを加え、なすが柔らかくなるまで煮る。
(3)スパゲッティーをゆで、(3)をたっぷりかけ、ブラックオリーブを飾る。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)