アンチエイジングニュース

「白身魚のじゃがいも包み焼き」――アンチエイジング料理レシピ(131)

私達のからだは、疲れても休養をとれば、元気になったり、軽い風邪なら自然に治ったりする回復力が備わっています。しかし、年とともに回復力や、免疫力は衰えてくるので、食事から、その力を強める成分を摂ることが、アンチエイジングのためにも大切です。免疫細胞の原料となるたんぱく質はもちろん、細胞の働きを高める成分を摂るように心がけましょう。
じゃがいもに多く含まれるレシチンは、たんぱく質の1つで、免疫細胞を活性化する働きが知られています。また、体内の有害な細胞や微生物を抑え、増殖を防ぐ働きがあることも明らかになってきました。

この白身魚のじゃがいも包み焼きは、じゃがいもを水にさらさず調理するので、水溶性のレシチンを効率よく利用できます。パセリのみじん切りはじゃがいものビタミンCと一緒にとると、不足しがちな鉄分を補えますので、たっぷり加えてください。

<材料>2人分
  白身魚の切り身(すずきなど)     100g  
  じゃがいも              2個
  塩、こしょう             少々   
  パセリのみじん切り          大さじ1         
  エクストラバージンオリーブオイル   大さじ1・1/2
  サワークリーム           大さじ1
  マヨネーズ             大さじ1
  ブロッコリースプラウド          少々
  
<作り方>
(1) 白身魚は、皮と骨を取り、1口大のそぎ切りにする。じゃがいもは、スライサーなどで、千切りにする。ボールに、じゃがいも、白身魚、塩・こしょうを入れ、手でよくなじませる。じゃがいもがしんなりして、塩がまんべんなく行きわたるようにする。
(2) サワークリームとマヨネーズをあわせておく。
(3) フライパンにオリーブオイルを入れ、(1)の1/2量を加える。フライ返しなどで、丸く整え、軽く全体をおさえるようにしながら、平均に色ずくように焼く。片面が焼けたら、皿などを使って返し、もう片面も焼く。2枚焼く。
(4) 焼きあがった(3)に、パセリのみじん切りを振りかける。皿に盛り、ブロッコリースプラウドと(2)のソースを添える。

★サワークリームの代わりに、水けを少し切ったヨーグルトでもよい。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:296kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)

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