サウナを楽しもう!
スパにまつわるエトセトラ
暦の上では、立春を過ぎたというのに、まだまだ寒い日が続きます。
地球温暖化の影響で年々暖冬の傾向が続きます。「冬が苦手」という方にとっては、少しでも温かい冬というのは、ありがたいものですが、地球の温暖化を考えたときには、冬らしい冬というのも大切な季節の1ページといえそうです。
とはいってもどうしても寒い冬は部屋の中に閉じこもり気味で、運動不足で「体が重い」と感じていたり、すっきりしない気分に陥ったりと、心や体に疲労がたまる季節ではないでしょうか。
そんなときにお勧めなのが、実はサウナです。サウナというと、高温の部屋に閉じこもり、じっと我慢している「フィンランドサウナ」を思い浮かべる方も多いのでは。でも、今はサウナもいろいろな種類があって、時間をかけてじっくり楽しめるタイプのものが人気です。しかもそれほど体に負担がないこともあって、リラクセーション目的としても利用されています。
もともとサウナは「サウナ風呂」とも呼ばれるとおり、高温で乾燥した室内で汗をかくこと目的としたもので、フィンランド発祥と言われています。そのため一般に思い浮かべるサウナのことを「フィンランド式サウナ」と呼んでいるわけです。
今では、「ミストサウナ」(高温多湿の室内)のものや韓国式サウナのように50~60度程度の低い温度の中で本を読んだり、リラックスするようなものがあります。それらは総称して「チムジルバン」と呼ばれています。
社団法人日本サウナ・スパ協会によると、疲労回復やストレス解消、血圧の低下、肩こり解消、皮膚や皮下脂肪の洗浄効果などの効用があるといわれます。
ちょっと出かけてみると、温泉とサウナを備えた温浴施設がありますので、たまにはサウナ三昧の一日を楽しんでみてはいかがですか?
◎サウナが楽しめる温浴施設
大江戸温泉物語
東京ドームSpa LaQua
スパ&トリートメント編集主幹 上野靖
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