★　睡眠の質を高めたい方のための枕

アンチエイジングネットワークの賛助企業であるパラマウトベッド社は、病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートし、その後、高齢者施設や在宅介護分野にも事業領域を拡大している。同社が、新規事業のひとつとして力を注いでいるのはコンシューマー市場。「上質な眠りと健康」をテーマとするブランド「ＩＮ ＴＩＭＥ」のショップではマットレス、ベットリネン、かけ布団、さらにはパジャマまでと、快適な寝心地をサポートする多彩なオリジナル商品を提供している。
今回、「ＩＮ ＴＩＭＥ」に新しく仲間入りしたのが新コンセプト「スマートスリープ（smart sleep）」の「スマートフィットピロー（Ｓｍａｒｔ Ｆｉｔ Ｐｉｌｌｏｗ）」。この枕、発売前にサンプル品を新宿の「ｉｎ ＴＨＥ ＲＯＯＭ」においた時点から、「今すぐ欲しい！」とオーダーが次々入ったという。正式販売の5月からも、特に女性を中心に人気を集めている。天然竹素材をつかった極上肌触りのリネンが、女性の直感を刺激しているのだろうか。「スマートフィットピロー」の人気の秘密を探ってみることにした。

★やわらかいのにヘタらない枕

東京・京橋のＩＮＴＩＭＥにお邪魔して、パラマウントベッド　コンシューマー事業部山品氏にお話を伺った。「スマートフィットピローは、仰向けや横向きのフィット感と自然な寝返りを追求して作られました。特徴的なのはこの大きさとフラットな形状です。常に頭が枕の上にのっている状態を保つことができ、寝返りを妨げることはありません。横向きに寝返った時にも肩を圧迫しない構造になっています」と、一般的な枕よりも大きくフラットな形状をしている特徴を挙げた。

★特徴的なのは幅の狭い背もたれ

さらに山品氏は構造についての説明を続けた。
「このスマートフィットピローの内部は3層構造になっていて、上層部にヘタリに強い粒綿を使用し、その下のウレタン層には、後頭部や頸椎を支えるために、3枚の小さなプレートが入っています。最下部のパッドは高さ調整のためです。ご自身の姿勢に合わせることで、より寝返りが打ちやすくなります。自然な寝返りは、睡眠の質を高めてくれます」。私たちは眠りについたあと、知らず知らずのうちに寝返りをうっている。寝返りを妨げる要因があると覚醒しやすくなり、深い眠りが持続しにくくなってしまう。スマートフィットピローは、寝返りをスムーズに行えるように開発されたと山品氏は強調した。

★洗濯できて臭いもカット

寝ている時に汗をかいたり等、枕には意外と臭いがつきやすい。「スマートフィットピローはデオセルという消臭作用のある布を採用しています。中のウレタン層以外は洗うことができます。また、ピロケースに採用されているのは「ＴＡＫＥＦＵ」という優れた竹の抗菌力をそのまま生かした繊維で、摩擦による静電気を抑える上に、吸水性と放湿性も兼ね備えています。なにより感触が最高に気持ちいいです。同素材のタオルケットもご用意しています」と山品氏。実際にピロケースに触れてみると、柔らかくてしっとりとした肌ざわりに癒される。
「寝返りは血流を整え、体温調節し、快適な眠りには大切な要素。睡眠の質を高めることは、日中のパフォーマンスを高め、仕事の効率化も促します。眠りの質を高めたいと思われる全ての方に、自信を持ってお勧めします。是非、お試しいただきたいです。」

★質の高い睡眠でアンチエイジング

山品氏をはじめパラマウントベット社は「睡眠改善インストラクター」という資格保有者が多く、睡眠に関する正しい環境と生活習慣をアドバイスできる知識を持ち合わせている。「睡眠に対する関心は高まっているものの、質より量に意識が向きがちです。できる範囲で少しでも睡眠の質を高めていただける力になれればと考えています」と山品氏。
早速、明日からでもできることはないかと尋ねてみると「例えば、午後1～2時くらいに生理的に眠気が来るタイミングで、15～30分ぐらい睡眠をとるのをおすすめします。深い眠りに入る前に覚醒するのがポイント。それだけで、頭がスッキリします。寝すぎてしまうと、逆に夜眠れなくなってしまいますが、適度な仮眠で眠気が取れれば午後も活動的に過ごすことができ夜間の睡眠の質も高まります」。確かに、たくさん寝たはずなのにすっきりしない、肩が痛い、そんなことがしばしばある。今回の取材が自分の睡眠について再考するきっかけとなった。しかし、寝具はもちろん、空調や採光などさまざまな要因がからみ合うため、睡眠環境を整えるのは難しい。まずは気軽に試せる枕から、変えてみてはどうだろう。

●詳しくは⇒スマートフィットピロー スマートスリープストア