夏野菜と豚肉のしそ巻き揚げ｜アンチエイジングネットワーク

「夏野菜と豚肉のしそ巻き揚げ」――アンチエイジング料理レシピ（１５１）

汗をかくとビタミンやミネラルが大量に失われます。ビタミンＢ１が不足すると、疲れが抜けない、食欲不振、足がだるいといった症状が表れます。食欲がないからと炭水化物中心の食事が続くとビタミンＢ１を消費し、さらに疲労がたまるという悪循環に。秋口に、肌や髪にダメージを与えないためにも、涼しい環境の中でたんぱく質が豊富な食材をしっかり食べたいものです。

夏野菜と豚肉のしそ巻き揚げは、たんぱく質とビタミンＢ１の豊富な豚肉と抗酸化ビタミンの豊富な夏野菜が摂れる、見た目も食欲を誘う揚げ物です。油は炭水化物に比べ、エネルギーに変わるときにビタミンＢ１を消費しませんから、ビタミンＢ１不足による疲労を予防します。さらにオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸を多く含む油を使えば、コレステロールを下げる働きもあります。ただし摂り過ぎは厳禁ですから、野菜は油の吸収の少ない素揚げにします。

＜材料＞２人分
豚もも肉（薄切り）　　　　　　　　４枚（１００ｇ）
しそ　　　　　　　　　　　　　　　　８枚
梅干し　　　　　　　　　　　　　　　１個
かぼちゃ　　　　　　　　　　　　　　５０ｇ
なす　　　　　　　　　　　　　　　　１個
しし唐　　　　　　　　　　　　　　　４本
赤ピーマン　　　　　　　　　　　　１／４個
小麦粉　　　　　　　　　　　　　大さじ３
卵　　　　　　　　　　　　　　　　　１個
水　　　　　　　　　　　　　　　　　５０ｍｌ
オリーブオイル　　　　　　　　適量
　
＜作り方＞
１．梅干しは種を取り、刻んでおく。かぼちゃは薄切り、なすは輪切りにして水にさらし、ざるにあげておく。しし唐は包丁で切れ目を入れておく。赤ピーマンは細切りにする。
２．豚肉を広げ、１．の梅干しを塗り、しそを２枚重ならないようにのせて巻いておく。ボールに卵、水、小麦粉を入れ、軽く合わせておく。
３．フライパンにオリーブオイルを入れ、１．の野菜を素揚げする。２．の豚肉を巻いたものに、２．で作った衣を薄く付けてカラリと揚げる。器に盛り合わせ、天つゆを添える。