「柿なます」――アンチエイジング料理レシピ（１５６）

紅葉狩りなどに出かけた行楽地で、美しく色づいた柿が目につく季節になってきました。秋を感じる果物「柿」の中には、がん予防成分のβークリフトキサンチンが豊富に含まれています。中かには温州みかんと同じくらい含まれている品種もあるそうです。また、ビタミンCも豊富！水溶性のビタミンCは、毎回の食事から取ることが、とても重要です。食後のデザートとしてばかりでなく、「柿」を料理にも使ってみませんか。熱に弱いビタミンCを効率よく取ることができる果物は、最新の栄養学や予防医学からも、ポリフェノールや食物繊維などの健康効果が注目されています。
柿なますは、大根とにんじんのなますに、柿を加えた季節感のあるアンチエイジングメニューです。加熱しないでいただけるうえ、お酢や魚介類の組み合わせは、疲労回復効果も期待できます。また、お酢には、ビタミンCの吸収をよくする効果もありますから、毎日の食卓に酢のもがあるといいですね。

＜材料＞ ２人分　

＜作り方＞
（１）柿は、皮をむき、食べやすい大きさに切る。大根とにんじんは、
５cm長さの薄い短ざくに切り、軽く塩をしておく。帆立貝柱は、半分にして、薄くスライスする。
（２）ボールに塩、砂糖、酢を合わせ、よく混ぜ合わせて甘酢を作り、
（１）の柿、大根、にんじん、帆立貝柱をあわせ器に盛る。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）

※カロリー　１人分：８５ｋｃａｌ
（料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。）