男のスキンケア「UL・OS（ウルオス）」｜アンチエイジングネットワーク

●男性も肌の老化は気になる？

今年９月に実施したアンチエイジングネットワ―クの意識調査で「アンチエイジングのために最も重視していることはなんですか？」という質問を行ったところ、男女とも「食事」と「睡眠」を重視している方は多かった。しかし、「美容」という回答は、女性の32％に対し、男性はたったの4％。男女の違いが明確となった。「肌の治療で受けてみたいものは何ですか（3つまで回答可）」という質問では、女性の肌治療への関心の高さに比べ、男性は半分以上が「特になし」と回答。だが、約半分の男性は肌の治療に興味を示している。特に「レーザーによるシミ治療」は19％という数字。男性もシミを気にしているのだ。

そこで、今回は男性専用のスキンケア「ＵＬ・ＯＳ」を紹介したい。最近、桑田佳祐氏が登場するＴＶＣＭを見て、「ＵＬ・ＯＳ」が気になっている方も多いのではないだろうか。「ＵＬ・ＯＳ」は、２００８年９月に大塚製薬が発売を開始した男性向けのコスメディクス。コスメディクス（健粧品）とは「Cosmetic（化粧品）」プラス「Medicine（医薬品）」という新たなカテゴリーで、健康こそが美しいという考え方だという。大塚製薬株式会社「ＵＬ・ＯＳ」担当の松尾哲也氏にお話を伺った。

●スキンケアバージンの男性へ

早速、「桑田佳祐さんが登場するＣＭはインパクトがあったのですが、どういう狙いだったのでしょうか」と尋ねた。「発売を開始して約１年。２０代から３０代の方には高い支持を受けてきたのですが、肌の衰えを感じはじめる４０代以降のミドルエイジの方に、もっとスキンケアの良さをアピールしたいと考えて、新しいＣＭを作りました」と松尾氏。
「しかし、男性は女性と違い、化粧もしないし日焼け止めも塗らない。肌に余計な負担をかけない分、女性よりも肌がキレイというイメージがあるのですが…。男性もスキンケアが必要なのですか？」と突っ込んでみた。「それは違います。男性の肌は想像以上にデリケートです。例えば出張で、いつもと違う石鹸で顔を洗い、髭をそると、髭剃り負けして血が出でることがある。また、Ｔゾーンはベタつくけど、Ｕゾーンはかさつきやすい。更に、男性も加齢とともに肌は衰え、手入れをしない分、肌は無防備なままで、肌荒れが日常化しています。ですが、スキンケアをはじめることで、肌本来の健康を取り戻すことは可能です。そこで、今まで何を使って良いのかわからなかった男性のために開発した「ＵＬ・ＯＳ」を、ぜひ役立てていただきたい」とのこと。

●男性のためのスキンケアとは？

具体的に、何が男性向けでどこが女性向けと違うのかを聞いた。「男性は面倒臭いことは、続けられません（苦笑）。まずは、簡単に使えることにこだわりました。「ＵＬ・ＯＳ」は１本で、顔はもちろん全身にお使いただけます。次にベタつかないこと。男性は特にさっぱり感を好みます。そして、最後には香りが残らないこと。独自にブレンドした９種類の精油が香りますが、後には残らないさわやかなハ―バルミント系です。洗顔後、髭そりあと、お風呂あがりにと使ってください。「ＵＬ・ＯＳ」は保湿成分ＡＭＰを配合しています。この成分が肌の表面からの水分蒸散量を増やし、水分環境を整えていくので、肌の潤いが保てます。
実は皮膚は、体重の約16％を占める身体の最大の器官です。肌が健やかになることで、見た目にも若々しくなっていきます。実際に、お使いいただいた方からは、精神的な自信につながったと、エネルギーが湧いてきたといった嬉しい感想も届いています。私自身も40代になって、お風呂で自分のしみだらけの背中を鏡でみて、こんなはずじゃなかった…とがっくりきました。そんな瞬間が男にもあります。今からでも大丈夫！スキンケアを習慣にすることは、肌の健康につながります」。ごくシンプルなスキンケアで肌が変わっていくことが実感できるので、リピーターが多いそうだ。
また、「ＵＬ・ＯＳ」のアイテムに、今年の3月に加わった日やけ止めは、男性コスメでは異例の大ヒットとなった。白くならない、ベタつかない、専用クレンジングなしで洗い流せる。これが、面倒くさがり屋の男性にも愛用される理由だろう。「今後は、「保湿」、「日やけ止め」に加え、スキンケア・ベーシックラインを充実させるためにも「洗浄」を来春発売いたします。ご期待ください」。「ＵＬ・ＯＳ」の進化は続いているようだ。