「あずきぱわーの白玉団子」
――　アンチエイジング料理レシピ（１７４）

春を感じる暖かな日差しを受けると、体型が気になりだします。ダイエットにはいろいろな方法が知られていますが、最近の研究によると、やはり食事の総エネルギーをコントロールすることが、一番大切なようです。栄養バランスを考えると、3食の総エネルギーは、だいたい決まってきますから、落とし穴は飲み物やおやつです！飲み物は甘くないものにして、おやつは不足がちなミネラルやビタミンを補える、低エネルギーなものを選ぶのがおすすめです。
あずきには、コレステロールや中性脂肪の生成を抑制するサポニンが豊富に含まれています。鉄、カリウム、ビタミンB群も豊富です。カリウムは、体内の余分な水分を排出し、春先のむくみの改善に効果的です。ビタミンB１は、糖質の代謝にかかわり、不足するとむくみが出たり、疲れやすくなります。また、あずきの皮に含まれる不溶性食物繊維は、腸内の不要な物質を吸着して排出するデトックス効果があります。あずきぱわーの白玉団子は、かりかり感を楽しむために、熱々の出来立てを召し上がってください。

＜材料＞１２個分

＜作り方＞
（１）白玉粉と牛乳をあわせ、耳たびくらいの柔らかさに練る。
1２等分に分けて丸める、熱湯で、5分くらいゆでる。
（２）あずきぱわーを軽くつぶしておく。
（３）（１）の白玉団子が熱いうちに（２）をまぶし、熱いうちにいただく。
★3個ずつくしに刺してもよい。

※カロリー　（白玉団子３個分　　９０kcal）
（料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。）

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）