アンチエイジングニュース

アンチエイジングレッスン「フラワーエッセンス~アンチエイジング編~」レポート

★フラワーエッセンス・レッスン開催
3月30日(火)、ワイルドフラワーセラピスト協会の中山絵美先生を迎え、アンチエイジングレッスンを開催した。フラワーエッセンスとは、簡単に言えば花のエネルギーを水に転写したもので代替医療のひとつとしても注目されている。
エネルギーの転写方法は、摘み取った花を水を張ったボウルに入れたり、鍋に入れて煮沸したりと様々。ワイルドフラワーエッセンスでは、花を摘み取ることなく朝露や花に霧吹きを掛けた露から、また水を張ったボウルに花を浸けてエネルギーを転写する。花はつぼみが開く瞬間が、一番エネルギーが溢れているのでエッセンスを作るには朝が適していると中山先生はいう。
エッセンスの基本的な使用法は、1日3~6回舌下に垂らすか、3~6滴垂らしたコップ半分の水を1日3~6回飲むこと。他には入浴セラピー、足湯としても有効。
ちなみに、エッセンスは保存料であるブランデーと食塩の他は水のみ。そのため副作用は一切なく禁忌事項がないことも特長で、妊婦や赤ちゃんといった抵抗力の弱い人でも安心して使用できる。

ワイルドフラワーエッセンスについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

★アンチエイジングなフラワーエッセンス
上記の通りフラワーエッセンスは薬と違い、特定の病状改善を目的としないため、心身に与える機能改善の門戸は広い。1種の花が作用する効能には個人差があり、個人においてもその時のコンディションで効果に違いがある。その理由の一つは、フラワーエッセンスは問題の原因を根本から改善することを目的としているからだ。
不眠を例にとると、アロマは確かに一時的に入眠を促す作用があるとされるが、フラワーエッセンスは不眠そのものの原因にアプローチする。なぜそうなってしまったのか、その根本を癒すことによる自然治癒力の向上が期待される。
今回は、特にホルモンに効果的と言われるエッセンスを重点的にご紹介いただいた。ホルモンに特化した花としてゴッデスグラスツリー、バルガ、マクロザミアが挙げられた。ゴッデスグラスツリーは女性性の、バルガは男性性の象徴、さらにマクロザミアは男性性と女性性のバランスを保つ効能があるとされる。なお、ゴッデスグラスツリーやバルガも、性別を問わず使用できる。たとえばゴッデスグラスツリーはパートナー同士のいやな雰囲気解消に、バルガはやる気を出したいときの使用が推奨される。
3つの花の特徴を簡単にまとめると以下の通り。

●ゴッデスグラスツリー
女性性の象徴。
【期待される効果】
月経前のイライラや気分の浮き沈みの原因であるPMS(月経前症候群)、更年期の症状、不妊治療(頭の頂点にある百会というツボに垂らす)、アトピーなど
●バルガ
男性性の象徴。
【期待される効果】性機能障害、軟便など。
●マクロザミア
男性性と女性性のバランスの象徴。受粉直後にエッセンスが採取される。
【期待される効果】
リンパ、むくみ、腫れなど。

★花カード診断
中山先生にワイルドフラワーエッセンスについて一通りご説明いただいた後、簡単な花カードによる診断が行われた。
本来は88種のカードを使って診断する(前回記事参照)のだが、今回は特別にアンチエイジングに関連のある花を中心に15種に絞り、その花を一覧に並べたプリントが渡された。その中からぱっと見て、目についた花を順に3つ挙げてもらう。気になった花が、今のその方の状態を示すという。
中山先生による参加者が選んだ花の解説に、皆さん熱心に聞き入っていた。
レッスン終了後、各自選んだエッセンスを水にブレンドし、参加者一人一人に合う水を作ってもらっていた。

アンケートを見ても、「フラワーエッセンスのそもそもの効能について初めて知った」、「効果が身体にまで及ぶことに驚いた」という感想のほか、「もっとフラワーエッセンスについて知りたい」との意見も多かった。

そして最後に、身近に溢れるお花の力を利用したこのフラワーエッセンスにちなんで、塩谷先生からクリスティナ・ロセッティの詩が紹介された。その一部を引用させて頂きたい。

心をとめて窺えば花自ずから教あり。
朝露の野薔薇のいへる、
「艶なりや、われらの姿、
刺に生ふる色香とも知れ。」

(クリスティナ・ロセッティ『花の教』訳:上田敏)

この詩に皆さんは何を感じられるだろうか。
花に意識をおき、それを感じれば、自ずと私たちに何か教えてくれる。
まさに、ワイルドフラワーエッセンスの言わんとすることではないだろうか。

何となく気持ちがすっきりしない方や、病院に行くほどでもないが体調が良くない方、そもそも薬に頼りたくない方など、使い方は多種多様。一度お試しになってはいかがだろう。

(AAN WEB編集部・小田真弓)

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