アンチエイジングニュース

「アボカドのオムレツ」
―― アンチエイジング料理レシピ(182)

脳のアンチエイジングは、見た目のアンチエイジングにも大きな影響を与えます。春は新しい環境に疲れ、朝は少しでも多く寝ていたい人が多いようでが、脳を活性させる栄養素が不足しては、活動的な1日を送れません。手軽な食材で、脳と体をめざめさせる朝食を意識してとりたいものです。朝食におすすめな卵は、良質のたんぱく質源で、脳の神経線維を守ったり、神経伝達にかかわる物質の合成に欠かせないレシチンが豊富なことでも注目されています。脳内物質の合成、分解に必要なビタミンミネラルポリフェノールが豊富な野菜などと組み合わせて、脳のためによい朝食をこころがけましょう。アボカドのオムレツは、食物繊維ビタミンEを多く含むアボカドやビタミンB1を含むロースハムを組み合わせた満足感のあるメニューです。気になるアボカドの脂肪はオリーブオイルと同じオレイン酸が中心で、気になるコレステロールはゼロです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・卵     3個
 ・塩、こしょう     少々
 ・牛乳     大さじ1
 ・アボカド     1/2個
 ・ロースハム     2枚
 ・バター     小さじ2
 ・ミニトマト、ブロッコリー     適量

<作り方>
(1)アボカドは飾り用に少し残し、後は1cm角切りし、塩少々をしておく。
ロースハムはみじん切りにする。
(2)ボールに卵を溶きぼぐし、塩、こしょう、牛乳を加える。焼く時に、
(1)のアボカドの角切りとロースハムのみじん切りを混ぜる。
(3)直径15cmくらいのフライパンに、
バターを入れて火にかけ、バターが溶けたら(2)の卵液をいっきに加える。
スクランブルエッグを作るように大きくかき混ぜ、強火でふわりと焼き、
端から形を整えながら、ちよっと焼き色をつける。
(4)皿に盛り、オムレツの上にアボカドを飾り、ミニトマトとブロッコリーを添える。

※カロリー (1人分 270kcal)
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。)

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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