「ミネストローネ」
――　アンチエイジング料理レシピ（１９０）

肌老化の８０パーセントは、紫外線が原因といわれています。シミの原因はもちろん、紫外線に当たって角質層がダメージを受けると、肌の保湿機能が下がり水分不足の状態に。乾燥が続くと角質のバリア機能が低下し、肌荒れやかゆみ、しわの原因にもなります。
外からのケアとともに、毎日の食事に気を配って、体の中から紫外線に対する抵抗力を高めましょう。体内に発生した活性酸素を消去する抗酸化ビタミンを意識してとることが、紫外線の害による肌老化を最小に食い止めるケアになります。
野菜たっぷりのミネストローネは、ビタミンACE(エース)といわれる抗酸化ビタミンを手軽に取れるスープです。彩り豊かな夏野菜に多く含まれるβ―カロテン、きゃべつには、ビタミンCが多く含まれます。オリーブオイルで調理することでビタミンEも補えます。たっぷり使ったトマトに多く含まれるリコピンは高い抗酸化作用が知られています。前日に作っておいて、いつもの朝食に添えるのが、おすすめです。

＜材料＞４人分

＜作り方＞
（１）きゃべつ、玉ねぎ、にんじん、セロリは１.５ｃｍ角のざく切りにする。
ベーコンも、１.５ｃｍ幅に切る。にんにくはみじん切りにする。トマト水煮は、ざく切りにする。
（２）鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、ベーコンを入れ香りがでたら、（１）の野菜を加えて、軽く炒める。トマト水煮と水、コンソメスープの素、ベイリーフを入れ、ミックスビーンズも加えて火にかける。煮立ったら弱火にして、野菜が柔らかくなるまで煮る。仕上げに塩、こしょうで調味する。
（３）器に盛り、パセリのみじん切りを散らす。
（１人分　１６３kcal）

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）